◎快適な小屋のDIYなんて簡単
◆見てくれは後。暖かくて頑丈で安い小屋はすぐ作れる。
小屋づくりDIYとかの本も出ていて作ろうと思えば家なんて100万くらいあれば作れちゃうんだなーというのがみんなに知られてきました。
DIYで家を作るというのはそれだけ日本が貧乏になってきていて、住宅メーカーや工務店にお願いして四桁万円単位の家を建てられなくなってきている現れかとおも思われますが、それよりも自分で作った家はより愛着があるというのが大きな要因かと思います。
多分100万あれば6畳の寝室と6畳の水回りぐらい作れそうです。(但し設備工事別として。)
その後、家族構成の変化や、デザインに凝りたくなったら、数十万貯まるたびに、増築したり、造作工事をしていけば住みながらどんどん快適になっていく実感もあり、暮らしを楽しむことができそうです。
◆化粧・造作的な部分は徐々に改良していけばいい。
見てくれは後です。
雨風凌げて、地震に強く、断熱材がしっかり入っていて、夏の暑さ、冬の寒さから身を守れる。
まずは、そこから小屋ライフを始めれば、すぐに建てられ、住み始められて、賃貸で家賃を払い続ける必要もないのですから、その資金をさらに快適にするDIYに充てられそうです。
あたりで、小屋に関する「読み物」を書いてきましたが、「小屋の作り方」について落書きしていたら、「ほら!やっぱり簡単じゃん!」ってなったので、その絵と共に作り方を紹介して行きたいと思います。
◎絵、インクペンで一発描きしてみたのでそれを見ながら。。
◆2×4がやっぱり簡単!
工法として在来軸組工法とかもありますが、やっぱり早く安く簡単に建てられる2×4工法が小屋づくりをするうえで一番いい工法かと思われます。
ただし2×4材はホワイトウッドという湿気や腐食に弱い材ですので、防腐処理をしてあるものを土台に使うとか、防水対策をちゃんとやるとかは必要になってくるかと思います。
では、ペンで落書きしたものをベースに、小屋づくりを見ていきましょう。
①整地する
建物の荷重がかかる部分を締め固めて砂利を敷き、コンクリートなどで固めましょう。
コンクリートブロックを束ねたもので締め固めたりすればいいんじゃないかなと思います。
そんなに大きな建物を建てるわけじゃないので、人力の締固めでいいような気がしています。
②束を建てる
束石と束を建てます。
束石はたまにコンクリートブロックなどで代用しちゃうこともあるみたいですが、コンクリートブロックはぼそぼそしていて、その間を毛細管現象にて水を吸ってしまい、木材を腐食させてしまいます。
ここはケチらずにちゃんと「束石」を使った方が賢明です。
土台が腐ると修繕がなかなか手間なのでとにかく「腐らないようにする」に腐心したほうがよさげだと思います。
また、束は「鋼製束」ですとある程度高さが調整できます。
自分は水平を出すのが適当なので鋼製束を重宝しています。また、木材と違って腐らないというのも利点です。
③土台と床を作る
これは2畳の小屋ですね。
寝るだけなら問題ない大きさですが、暮らすのはちょっとせまいかも。。
束を囲むように2×4の土台を付け、中にも大引き(根太?)などを450mm間隔で設置。間に断熱材を入れます。
そして、その上に合板を乗っければ、土台と床の完成です。
とりあえず、床は合板で十分ですが、フローリングとか畳が良ければこの上に施工します。
④四方の壁を作る
外壁は個別に作って行きます。
その方が簡単に組み立てられるので。
450mm間隔で柱を入れて、枠を作ります。これに合板を張れば、歪むことなく、がっちりした壁の出来上がりです。
窓や玄関などはあらかじめ開口部を開けておきましょう。
⑤壁を建てる
④で個別に作った壁を土台の上でつなぎます。
これでかなり「家」感が出てきました。
壁の周りの化粧にも寄りますが、屋根の小屋組みもでき、外壁がすべて完成したら、「透湿防水シート」を張り巡らせましょう。
中の湿気を逃がして、外からの水は防ぐという、ゴアテックスみたいなもんです。
⑥小屋組み(屋根の骨組み)を作る
屋根を乗っけるために、小屋組みを作ります。
絵は「切妻」という屋根の形ですが、「片流れ」の方が屋根裏収納などに向いていた李、ロフトが作れたりと空間が広くとれるので、省スペースが重要な小屋づくりには「片流れ」が向いているかもしれません。
そして、今気づきましたが「屋根」と書くところを「屋板」って書いてました。。。
まあ、適当なので気にしなーい。
⑦屋根を付けて化粧する
屋根の骨組みができたら屋根を葺きます。断熱材も忘れずに。
これで全体の壁、屋根下地ができたので、まずは透湿防水シートを張り巡らせ、屋根はまあ、余裕があれば「アスファルトルーフィング」を屋根材の下に敷いておくとより防水になるかもしれません。
自分は透湿防水シートでいいやーってなりそうです。
で、小屋の外部に全体的にカッパ的存在の「防水シート」が貼れたらいよいよ外装を完成させていきます。
一番安価なのが、ポリカーボネート波板とかトタンかと思いますが、ここから先は、住環境の快適さというより、「見た目」の話なので各々が好きにデザインして行けばいいと思います。
◎下宿屋です。。。
◆サバイバルな「読み物」成分が多めな気がする。。
ということで、落書きで申し訳ないのですが、せっかく描いたので、それをもとに「小屋DIY」の方法を書いてみました。
とりあえず、雨風凌げれば細かい所はいいんです。
とりあえず、ネジ金具は多めに施工して頑丈になる方に間違えれば問題なさそうですし、防腐処理を入念にやれば10~20年くらいならちゃんとメンテナンスしていれば普通にもちます。
・・・と(冒頭でもいいましたが)まずはデザインは後にして、住環境の快適さだけを構築すれば、ほんとひと月くらいで家が作れるわけですから、家を建てている間の無駄な家賃もかかりません。
・・・といった感じで、もともと山岳部だったりと(技術は別として)アウトドアに興味があるので、サバイバル成分が多めの「読み物」を時たま書いてしまうわけですが。。
時々ハッと我に返ると、ウチは下宿屋さん。
家賃を主な売り上げにしていることに気が付きます。
家賃払うのもったいない!小屋作って住めばいいじゃん!
っていうのは利益追求と相反します。。。
まあ、でも、いろいろな暮らし方があるわけですし、合同会社SumSumとしてもみんなが快適な「ふつうの暮らし」をしてもらえるのを最終目標としているので、矛盾していても、いろいろな暮らし方の提案をしていければと思っています。
賃貸は賃貸の良さがあるので、また、別の機会に書こうと思います。
◆関連記事を締めとして
最後に、小屋だけでなくDIY系も含めた「読み物」を一覧にしましたので、一応リンクを貼っておきます。
もし、興味があるようでしたら読んでみてください。
適当に書きなぐっているので、読みにくい部分はあるかと思いますが、小屋づくりの雰囲気・概要・さわり・空気感・温度を感じてもらえたら幸いです。
それでは。
◎↓↓↓長野県や松本での「暮らし」をもっと知りたい方は↓↓↓
◆テーマは「移住」「ふつうの暮らし」「日常」などです。
もうほとんど同じ人が書いているので、隠しきれない個性や文体はそのままに、他のブログではより信州や松本での暮らしが垣間見れるような内容で書いています。
併せて読んでいただけると、より長野県や松本での暮らしが立体的に知っていただけると思います。
移住などを検討されている方は「篶竹荘」や「第2ペンギン荘」のブログを覗いてみてください。
(と、言いますかSumSumの「お知らせ・読みもの」だけが異質です。)
▶合同会社SumSum「おしらせ・読み物」
→もっともカタい文章を書いています。
→最近、サバイバル成分が多めになってる気がします。修正せねば。
→「ふつうの暮らし」「日常」をちょっと楽しくする提案やデータなどをもとにした考察みたいなのも。
→自分にとっての「快適な暮らし」を求めている人にとって何かのきっかけになったらいいなと思い書いています。
→「会社のサイト」だから一番真面目に書かなきゃ・・・と思って「他よりは」資料をあたって書いています。
▶篶竹荘「ブログ」
→「ぽん」のInstagramをもとに短い文章で書ききれなかった情報を加えて「より詳しい」日常、ふだんの暮らしを投稿しています。
→ブログの中ではもっとも「素」です。
▶第2ペンギン荘「お知らせ・ブログ」
→第2ペンギン荘のマスコット「第2ペンギン」がいろいろやってみる「てい」で書いています。
→一番DIYについて書いているかもしれません。
→ちょっとおふざけしています。
→一番楽しんで書いているかもしれません。
→第2ペンギンはこんなやつです→(調子に乗ってラインスタンプも作りました。)
▶Instagram「第2ペンギン荘」
→第2ペンギン荘のInstagramです。
→女子目線の松本・浅間温泉暮らし。
▶Instagram「ぽん(篶竹荘と第2ペンギン荘)」
→篶竹荘と第2ペンギン荘のInstagramです。
→篶竹荘に住んでいるので篶竹荘の投稿が多め。
→個人的な趣味を投稿してしまうあまり「大外れ」も多い。
→素。