いつかは欲しい。また欲しい。あこがれの壁全面本棚。

↑カンデラゲストハウスのラウンジに設置していた全面本棚。30×40×3640の松材をただ十字に止めていくだけという超簡単な本棚でした。

思っていたよりは本好きなのかも。

◆本の話だけに「読み物」には緩急があります

前回の「スーパーマーケットのテーマソングについての記事」が趣味で書いている範疇を越えて大作になってしまったので、疲れてしまいました。。

趣味なのに。。。気楽に書きたいのに。。。

なので、緩急でいったら完全に「緩」。

今回は「本棚 DIY」だとか「全面本棚 作り方」とかで検索された方が見るであろうブログとかとは全然違く、結論も決めていなければ、役にも立たない、ただただ本の思い出(・・・でもない)と「やっぱり全面本棚欲しいよねー」って話です。

文体が気に障らない方は読んでもらえたらうれしいです。

◆子供のころは漫画だけ

藤子・F・不二雄「並平家の一日」にみる「ふつうの暮らし」の「読み物」でドラえもん好きの雰囲気を醸し出してはいましたが、子供のころ記憶にあるはじめて買った本が「ドラえもん 第39巻」でした。

毎日一話ずつ繰り返し繰り返し寝る前に読んでいました。

特にジオラマで作った街に寝台列車を走らせ、スモールライトで小さくなったのび太が中で寝てばかりいるって話が大好きです。

それが起爆剤になって徐々に漫画が増えていき、「ドラゴンボール」とか「コナン」とかメジャーどころが好きだったので普通に変え揃えて行っただけのつもりでしたが、中学生のころには気づけば2000冊越えに。。

ちょっとヤバいと思って高校生からは買うのを抑えたのですが、のちに藤子・F・不二雄全集やら藤子不二雄A全集が復刊になり、一度に数百冊増えてしまう。。。というのがありました。

小説などの文字だけの本は一切読まずに過ごしておりました。

そのせいか、読解力が全くありません。

◆学生時代は年間100冊ペース

そんな本≒漫画なまま大学生になると、とある先輩(理学部)に「これだから理系は!」と本を読んでいないことをバカにされました。

尊敬していた先輩だったので悔しくなり、そこから文字の本を読むように。

とりあえず年間100冊読もうと手当たり次第に適当に本を読んでいったら、大学生の時だけで300冊くらい読んだと思います。

若さゆえにできたことだと思いますが、高校の時使わされていた「常用国語便覧」を見ながら読む本を選んでいったので、夏目漱石あたりからの近代文学が面白くなり、太宰治のシュールな笑いが楽しく、おかげで国語の有名どころの小説とかが分かるようになりした。

読解力は変わらず全然ないですが。

◆気づけばすごい量に

並行して漫画もちらほら少量ではありながら購入していたため、漫画2000冊は実家にある者の、松本の地でも気づけば本が数百冊という単位に。。。

長野県内を何回か引っ越しているのですが、本は結構嵩張るし重たいです。

いつか長く住むところがあれば「全面本棚欲しいなー」と常日頃思っています。

2013年カンデラゲストハウスを始めたときに、ついに全面本棚を設置してとんでもない本の量を収容させたのですが、2021年に閉め、削りに削って今400冊くらいになりました。

それでも部屋で本が結構なスペースを侵食しています。

となるとやっぱり欲しくなるのは壁全面本棚。

となると欲しいのはやっぱり大きな本棚。

見栄えも考えると壁一面が全面本棚ってのが本好きにはかっこいいですよね。

出来れば安くお洒落に作りたいけどどうやってやるのでしょう?

最上部の「カンデラゲストハウス 全面本棚」は安く作りましたがお洒落ではありませんでした。(強度は気を付けましたが、施工がガタガタで。。。)

◆【方法】木工事で付けてもらう

てことは、大工さんとか家具屋さんにお願いして作り付けの本棚を作ってもらうのが見た目とか強度では一番良さそうです。

でも多分数十万円から100万円とかしそうなイメージが。。。

もし新築で建てるなら金銭感覚が大ききくなってるので付けちゃいそうな気がしますが、今あるお家に・・・ってなったら自分はDIYの道を進みそうです。

◆【方法】DIYでやる

DIYの方が圧倒的に安く全面本棚が作れるでしょう。

2×4材などは(最近高いですが)安価に購入でき、ホワイトウッドのため加工もしやすく、規格化された金具とかも売ってるので、DIYで一番ハードルが低そうです。

見た目が悪くてもとにかく収容力が欲しければ、野地板用の木材とか桟木とか表面がぼそぼそしている木材を使えばもっと安くできそうな感じです。(手間を惜しまなければサンダーで磨けばつるつるになりますし)

◆【注意】床への荷重

ただDIYで施工するにはいくつか忘れちゃいけない注意点があるかと思います。

その一つが床への荷重。本はまとまるとかなり重たいです。

カンデラゲストハウスの本棚は床を作る前から「ここを本棚にしよう!」と決めていたので、本棚部分の床組みは平米あたり本の荷重にも耐えられるように設計しました。(構造設計している友達に計算してもらった)

◆【注意】地震対策

床が荷重に耐えられないのも問題ですが、地震の時に本棚ごと倒れてくるのも問題です。

危ないです。

ちゃんと床と天井に突っ張らせる。壁に棚ごと固定させる。むしろ地震の時は棚が倒れてくる前に本がバラバラと落ちるようにする、などの対策をしなければ、大好きな本に潰されることになってしまいます。

これはいくら大好きでも本望ではないです。

元も子もないけれど。

◆タブレットにはない「所有感」

まあ、こうやって見ると、物理的な本って一冊ではかわいいもんですが、ちょこちょこ買っているといつの間にかすごい場所をとってるし、重たくて移動も面倒くさいし、結構手間のかかるやつです。

電子書籍ならタブレット一つにどんなに安いやつでも、これまで読んだ本くらいなら丸々収めることが出来るでしょう。

でも、所有欲の問題が解決されないんですよねー。あの質感というか、並べたときの満足感というか。

日焼けとか水濡れとかカビとか劣化のマイナス面を考えても、やっぱり実際の本が好きな人はそこが譲れないです。

◆もう図書館でいいのかなー

タブレットだけじゃなくて実際の本を所有しない方法としては、もう「図書館を使う」ってこともあり得ます。

漫画は不朽の名作以外は無いですが、それでも最近の図書館は結構漫画もありますし。

私はいつかは自分の手元に欲しいのですが、つげ義春の漫画は図書館に行くたびに読んでいます。

◆まあこんな感じで。。

と、まあ全面本棚に関してなのか、全然違うのかわかりませんが、少なくとも「本について」からはズレない。。。という最低限のことだけ守って、本当に適当なことだけ書きました。

今回はアレでしたが、他の「読み物」の方が「まだマシ」なのでよかったら読んでみてください。

普段は「ふつうの暮らし」「日常」「松本」「移住」「地方」「下宿」(という名の)「シェアハウス」あたりをテーマにして、脱線しすぎないように書いています。

この辺のキーワードが興味あるかもーと思っていただけたら、何かあなたの考えます「ふつうの暮らし」のきっかけになるかもしれません。(なればいいと思って書いています)

よろしかったらぜひー。

ではでは。