プロローグ
◆前口上
なんか(自分のなかでは)カタい話をした後は軽い、「いつかこんな暮らししてみたい」とか「こんな家作ってみたいなー」といった妄想寄りのことを書きたくなります。
というわけで完全にローギアにシフトチェンジしましたので前口上もコピペで失礼します↓
こんにちは。合同会社SumSumの「読み物」を書いているものです。日がな一日を暇に過ごしている今日この頃です。
下宿(≒シェアハウス)である篶竹荘と第2ペンギン荘を長野県松本市の浅間温泉という温泉街でやっている関係から「下宿」「シェアハウス」「暮らし」「日常」「松本」「長野県」あたりで「読み物」を書こうかと思っています。
いろんなライフスタイルの人たちが快適な「ふつうの暮らし」ができて「日常」を過ごせたらいいなと考えています。
とはいっても小さな小さな吹けば飛ぶような会社。
実践できているのは下宿屋さんだけです。
なので、せめてなんか思いついたことを書き殴ってみて誰かのアイデアのほんの小さなきっかけにでもなればいいなと考えて適当なことを無責任に書いたりしています。
そのため「暮らし」とか「生活」全般についても見境なく書いていますのでよろしくお願いします。
浅間温泉でやっております下宿の日常をもっと見てみたい方は、より適当に普段の暮らし、日常を書いています篶竹荘や第2ペンギン荘、Instagram(篶竹荘と第2ペンギン荘)、Instagram(第2ペンギン荘)を覗いていただけたらと思います。
◆泥の小屋
さて、これは世界の男児たるやみんな多かれ少なかれ「秘密基地」に憧れるのではないでしょうか。
自分の城をこの世界のどこかの地に作りたい、そんな思いです。
私は畑の農機具小屋を何年か前、その場にあった材料をメインとして「泥の小屋」を作ったのですが、先日「小屋を作る/小屋に暮らす」みたいな記事を書き、どうやってその小屋を作ったかとか、小さい小屋を作るならどんな間取りがいいかなとお絵かきしてみたりしました。ちょっとだけ。
でも、最近はタイニーハウスとか断捨離とかそんな話もちらほら聞きます。
小屋と言っても建て方はいろいろありそうです。
そんなわけで、自らの備忘録も兼ねて「こんな工法あるよー」「こんな建て方あるんだねー」っていうのを書いてみようと思います。
夢が広がりますね。
簡単に作れてなおかつ安い
で。
工法を羅列する前に条件として私は貧乏です。お金がありません。体力の衰えも感じます。今グミを食べるのにハマっていて毎晩バクバク食べているのも一因だと思います。
なので、「簡単に作れ」なおかつ「リーズナブル」、かつ「テントよりは快適」で「(メンテナンスを適切にすれば)10年以上は使える耐久性」を求めるという前提条件で工法を見て行きたいと思います。
◆2×4(ツーバイフォー)
ホームセンターで簡単に手に入る2×4(場合によっては2×6も)の木材を使って建てることが出来る工法です。
ホワイトウッドという成長の早い木材のため安価に購入できる上、柱でなく壁全体で構造を支えるため耐震性にも優れる利点があります。
小屋をセルフビルドしている方のブログにハマっていることがあったのですが、ほとんどの方は2×4で作っている感じでした。
だいたい建築基準法上における確認申請が不要な10㎡(6畳間くらい)以下(未満?)で作り、上部にロフトの寝床を作る感じ、間取りはいろいろあってもほぼこれです。
それだけ安価かつ簡単に作れるということでしょう。
個性は装飾に求めるならば小屋づくりの最有力候補と言えます。
◆膜構造
移動式住居の話でも紹介しましたが、モンゴルの遊牧民のお家「ゲル」などの「頑丈なテント」的な構造です。
頑丈さはテントより上ながら、比較的簡単に設置・解体ができるので、つまり劣化した部分も交換しやすいということ。
価格も100万円あれば日本でも購入できるみたいなのでツーバイフォー工法と同じかちょっと高いくらいで完成品(※建てなくてはダメ)を購入できるよさがあります。
◆アースバッグ工法
建設予定の場所にある土が黒土でなければその土を利用して建てるアースバッグ工法です。
アースバッグ=土嚢を積み上げて壁を作り、上部をドームにするか屋根を掛けることで小屋にします。
土嚢の積み上げ方によって自由自在な有機的な形にすることができ、個人的にはものすごく興味があるのですが、ネットでしか見たことがないのとフリー素材などの写真も見つけられなかったので、ぜひ日本アースバッグ協会でアースバッグ工法についての説明を見てみてください。
きっと作りたくなります。
◆コンテナハウス
◆竪穴式住居
もうちょっと原始的な方法に目をやると竪穴式住居も立派な小屋としての機能を果たしてくれそうです。
日本の風土に合わせて先人(縄文人とか?)の知恵を結集させ作られた建物だと思うのでそのあたりは安心です。
また、山とかを持っているならば資材を現地調達することも可能で、なんなら最も安価に作れる小屋かもしれません。
あとはより快適性を求めるために何ができるかといった感じです。
◆朽ち果てた小屋を再利用
その辺を通ると山の中にポツンと作業小屋なのか漁師小屋なのかが朽ち果てて建っていたりします。
どう見ても誰も管理されていない。あと数年たったら完全に倒壊するだろう。そんな感じの小屋です。
それがもし木造ならばなんとかなるかもしれません。
雨漏りや隙間風などをふさぐだけで取り合ず利用するってことも全然OKだと思いますが、木造なら腐った柱や土台もなんなら交換することが可能です。
せっかく、年月が経って風合いが増した小屋をそのまま朽ち果てさせるのはもったいない。そんな風に思ってくれる方がいたら、「誰もいらない」「好きにやっていい」みたいな小屋を見つけて快適な小屋にしてみるのもいいと思います。
この方法は他のゼロから作るという方法と違い、すでに「朽ちた小屋」というマイナススタートのため、どうやってもプラスの方向にしか進まないという精神衛生上優れた効果があります。
例えば巻き付いたツタを外して掃除しただけで快適性が増すわけですから。
ちょっとおすすめです。
というわけで、これまた本業である下宿屋さん(シェアハウス屋さん)に直接かかわる話ではないですが「暮らしの提案」「日常の提案」みたいな感じで広義には弊社の理念にあっていますので、よろしくお願いいます。
なお、私の適当性と好きなこと書いているだけなので、情報は間違っているかもしれません。読んでいただき興味を持っていただけたらご自分で調べていただけたら幸いです。
なにかみなさまの「快適な暮らし」を求める一助というかきっかけになれれば本望です。
それではー。