2022年2月1日

考えていること

「ふつうの暮らし」について考える

「2拠点生活」「自給自足」「断捨離」「ミニマルライフ」など「暮らし」に関して日々、いろいろな言葉が飛び交っています。

そんな中、あらためて思うのです。「ふつうの暮らし」ってなんだろう、と。なんか、こう、普遍的な部分での「ふつう」です。

少し前だったら、学校を卒業したら就職して、2~30代で結婚。子供を育てて、夢のマイホームを手に入れる。定年まで同じ会社で勤め上げ、老後はゆっくりと過ごす・・・みたいな暮らしが「ふつうの暮らし」と呼ばれていた気がします。

ところが昨今、「暮らし」に関するいろいろな言葉が生まれてきているように、ライフスタイルは多種多様になってきました。

新しいサービス、施設、技術が今日も生まれてくる中、暮らしに何を一番に求めるかの幅が今はすごく広いと思うのです。

それでも「暮らし」(を「≒日常」「≒日々」「≒ルーティン」など生きていくことの基本要素や毎日やってること、などととらえた上)で、誰もが求めている共通の、普遍的なものがあるのではないかと考えています。

そんな「ふつうの暮らし」にみんなが求めているもの。「ふつうの暮らし」をちょっと楽しくするためのもの。それって一体なんだろう?と、日々考えています。

会社が「目指すところ」について考える

そんなわけで「ふつうの暮らし」をちょっと楽しくするために会社ができること、肝に銘じていなければならないことを挙げてみます。

1、「ゆるやかな共同体」

暮らしのほとんどを占める「日常」。だからこそ肩ひじ張らず、それでいて孤独でもなく過ごせる「ゆるやかな共同体」を作って行きたいと思います。

2、ちょっと楽しい「ふつうの暮らし」

勤め人でも、旅を生活の一部にしている人でも、同じような日々の繰り返しを「ふつうの暮らし」呼ぶならば、刺激が無くなんだかつまらないような気がします。「ふつうの暮らし」がちょっとだけ楽しくするようなスパイスに会社がなれたらと思っています。

3、大切なところは目立たない

暮らしの大部分を占めるからこそ「ふつうの暮らし」であって、快適さは人それぞれ。流行り廃りがなく、「いいね!」ボタンの中には決して見つけられないと思います。当然、目立たない。

となると「ふつうの暮らし」をつくる会社だから数珠つなぎ的にうちも目立たないのは当たり前。肝に銘じて卑屈にならずに、「ふつうの暮らし」づくりに邁進していこうと思います。