◎耕作放棄地の広さによって「1人1クラインガルテン」みたいなことできるんじゃないかと思いついた話。
◆食糧自給率ってあんまし関係ない気がしてますが。
そもそもの話になってしまいますが、食糧自給率ってそんなに関係あるのでしょうか?
食糧自給率についてちょっと調べて見たりするとよくあるのがカロリーベースの食糧自給率が40%とかそこらって話。
だからヤバいよね!
って流れになると思うのですが、つまり国民が必要なカロリーの60%を外国に頼ってるので何かあったときに大変だ!ってことなんだと思います。
でも国内消費における食糧の国産の割合である生産額ベースにすると70%くらいになるとか。
この感じからすると、日本国内で作ってる野菜は「あんまし腹の足しにならない」ものを作ってるからだけな気がするのですがどうなんでしょう?
だってカロリーがあんまり無さそうな葉物野菜とかは傷んじゃうので海外から輸入なんてするより国産の方が安くできそうですし、新鮮ですし、おのずと冷凍とかで運んでこれる肉とかカロリー高いものだけ輸入してしまうんだと思うわけです。
芋とか、バナナとか。
もしカロリーベースで自給率を上げようと思うのなら、葉物野菜とか全部やめて芋とかカロリー高いもの作れば100%行く感じなんじゃないでしょうか?
(知らないですが。。)
記憶が正しければ主食であるコメの自給率はほぼ100%。
農林水産省によると野菜の重量ベースの自給率は80%くらいみたいです。
なのにカロリーベースだと40%そこら・・・ってことは小麦とか肉とかそこら辺のカロリー高めのものを輸入しまくってるからなんだなーと見て取れるわけです。
もし、カロリーベースで食糧自給率を改善するのなら芋とか米とか麦とか蕎麦とか作りまくればいいんだろうな・・・ってのはこのあたりから想像しているのですが、そもそも、その辺が解決したとしても、農業機械を作るのに必要な鉄とか、動かすための燃料とか、化成肥料の原料とかを輸入しているのならいくら「食糧を生産する」という観点だけで見ていても、それらが自給できていないなら同じなんじゃないかな・・・と思うわけです。
たとえば肥料になる原料が採れないなら昔やっていたように人間の糞尿を集めて堆肥にする!!とか、それら食糧の生産に必要な原料を含めて自給率を高めるって言うのなら話が分かるのですが、そこまでできないのならカロリーベースだろうが生産額ベースだろうが重量ベースだろうが「食糧の」自給率だけ見ていても高くても低くてもそんなに関係ないんじゃないかな・・・って思うわけです。
◆耕作放棄地―あえて食糧自給率に視点を当ててみますと。
なので、食糧自給率って観点からではなく、自給自足的な観点で耕作放棄地をクラインガルテンにしたら楽しいんじゃないかなーと思ったというお話です。
ごく個人的な、個々の愉しみからのアプローチです。
(前置きが長くなり過ぎました。)
その結果、食糧自給率「にも」貢献できるのならそれはそれでいいよねーと副産物的な考え方なわけです。
さて、そういった感じで耕作放棄地について調べてみますと、平成26年時点での国内の耕作放棄地は27万6000haであるという数字を見つけました。
実際に放棄地を再び畑に再生できる面積は13万haそこららしいですが、かつて田畑だった土地があるということで27万何某の面積で見ていきたいと思います。
ヘクタールは100m×100mですから27万6000haは27億6000万㎡です。
日本の人口を1億2000万人として、一人当たりの耕作放棄地を見ると23㎡になります。
なんだかきれいに割れました!
以前本気で計算してみた自給自足に必要な田畑&鶏舎の面積によると、素人がやることによるある程度の収量低下を考えても一切野菜を購入しなくて良い自給自足ができる畑の面積は75㎡/人という結果になっています。
(そもそも素人の計算なので根拠にしていいのかわかりませんが)実際に小さいながらも畑を何年もやっているので、75㎡というのは自給自足に必要な現実的な数字だと思っています。
かたや、使われていない畑は23㎡。
それらの放棄地を仮に国民一人一人に均等に分け与え、野菜を作ってもらったら年間に必要な野菜の3分の1は自分で賄える計算になります。
野菜の生産額ベースの自給率は7~8割。
ってことは3分の1を自給できるなら野菜だけで言えば耕作放棄地を使えば自給率100%になるんじゃない??って勝手に妄想しました。
米は自給率100%とみていいなら、あとは畜産物系の自給率が低いだけになります。
そのあたりは食生活の変化で肉食になってるだけで、生きていくうえでは過剰な接種とも思えるので、あまり飼料が必要でない養鶏とか卵とかで賄えばいいんじゃないでしょうか。
(まあ、そもそも「結果的に」食糧自給率「も」あがればいいという話なので、そこまで自給率の話をしなくてもいいのですが。。)
◆耕作放棄地をクラインガルテン化
すぐ食糧自給率の話に行ってしまうので、もう一度話を戻します。
つまり、耕作放棄地をロシアのダーチャとかドイツのクラインガルテンみたいに世帯ごとにカタマリで分け与えたら楽しそうだし、自分で自分が食べる野菜とかを作れるし、食糧自給率も上がるし、耕作放棄地も無くなってみんなハッピー♪になるんじゃないかという話がしたかったわけです。
1人当たり23㎡も耕作放棄地があるわけです。
家族とかいるのなら×人数分の土地が使われずにあるわけです。
こりゃ国民一人一人に別荘を作るのも夢じゃないような気がするわけです。(多分夢ですが)
首都圏には1200万人もの人がひしめき合って暮らしています。
もし、その郊外・・・よりもっと遠くですが、埼玉県や千葉県の田舎などに1人23㎡の土地があったらなんか楽しそうじゃないでしょうか?
そこにDIYで作った小さな小屋を建てて、週末はそこで畑作業をのんびりやる・・・。
小屋なんて1泊2泊寝泊りするくらいなら電気ガス水道なんてなくてもなんとかなりますし、作るのも簡単です。
お金もそんなにかからないと思ってます。
週末楽しんでやった作業が、食費の足しにもなるし、都会の喧騒を離れて疲れを癒すことにもなるし、食糧自給率もあがって、耕作放棄地は減る・・・みんな万々歳じゃん!!
・・・という夢(妄想)を見ました。
戯言です。
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