◎秘密基地のような家
◆小さい家だけれどすべてが完結するシンプルな家
・・・に憧れるわけです。
今この記事を書いている合同会社SumSumの事務所は物だらけ。
昨年カンデラゲストハウスを閉めた影響から不用品はかなり減らしたのですが、物が事務室に集まってきてしまいました。
そうなると本当に必要なものだけが集まったシンプルな家に住みたいなーという思いが沸々とわいてくるわけです。
そんなわけで、これまでも小屋作りの話をいろいろ書いてきたのですが、より具体的に、工事費とか材料の数量とかを算出してみた記事を三部作で書いてみたわけです↓↓↓
◆今回は「一人暮らし編」と題しまして。
前段の読み物「ツーバイフォーの小屋、DIY用に図面描いてみた。」はあくまで1つのパターン。
人一人住める小屋と言っても色々な間取りがあるはずで、色々考えてみたいなーと思い書いてみたのがこの記事です。
とりあえず、前回書いたロフト付きの小屋に加えて、足腰弱っても安全に住むことができるロフト無しの平面小屋の平面プランを考えてみました。
「一人暮らし編」とは言っても間取りを見る限り二人でも住めるんじゃないかとも思っています。
もしくはDIYでセルフビルド・自作前提ならこの間取りをもとに一回り大きくしてもいいと思いますし。
おそらく今回書いてみた平面プランは、集中してお金のかかるトイレ・キッチン・シャワーなどをまとめてあるので、一回り大きくするくらいなら誤差の範囲でしか工事費は上がりません。
てことで一人で暮らすつもりじゃない方もぜひ参考にしてみてください。
◆小屋・タイニーハウス・狭小住宅
さて、早速紹介、、、という前に、これからも小屋が好きなので小屋関係の記事を書いていきたいと思っているのですが、(これまでは「住めない小屋」を作ってきましたが、そのうち本当に住める小屋を建てるかもしれません)「小屋」って呼び方でいいんでしょうか?
住めるなら小さな家を表す「狭小住宅」ともいえる気がするのですが、狭小住宅ってなんだか狭い土地しかなかったからその中に収まるように詰め込みました!って感じがします。
別に土地がないから小さい家を建てるわけじゃなく、シンプルな生活スタイルだったり、有限な土地を家で埋め尽くすなら畑にしよう!といった感じで小さな家を選んでいるのでもっとポジティブな選択です。
じゃあ「タイニーハウス」じゃない?とも思うのですが、タイニーハウスというとなんかもっと思想的というか、強い意志を感じてしまいます。(このニュアンス伝わるでしょうか・・・)
多分「タイニーハウス」と名のついた書籍などを見ると確固たる意志の元タイニーハウスと呼ばれる小さな家に住んでいる人が紹介されているのでそんなイメージになってしまったのかもしれません。
じゃあ「小屋!小屋でしょ!」ってことになるのかもしれないのですが、それもなんかちょっと違うのです。
小屋って「簡易的な建物」ってイメージで、住環境が厳しい感じのイメージがあります。
本当に住むところに困ったら、数年前に5000円で建てた「竹と泥の小屋」↓↓↓にだって住んでやろうと思っていますが、そうじゃないのです。
あくまで「ふつうの家と同じ環境設備が揃っているけれど、ライフスタイルを考えて小さな家になりました。」といった流れでの小さな家なわけです。
狭い土地だから仕方なくの「狭小住宅」でもなく、ナチュラルとか思想があっての「タイニーハウス」でもなく、住む場所をとりあえず確保する簡易的な住居の意味の「小屋」でもない、こういった「小さな家」はなんて読んだらいいのでしょう?
完全に蛇足ですが、これまでも「小屋」「小屋!」と言ってきたわりにちょっと気になっていたので書いてみました。
なんかいい言葉があれば使いたいので、その備忘録としてここに書かせていただきました。
◎一人暮らしの小屋/タイニーハウスの間取り案
話が逸れましたが、焦らしたわけではございません。
それでは、考えてみました一人暮らしの小屋(?)タイニーハウス(??)狭小住宅(???)の図面を紹介いたします!
◆ロフト付き10㎡+ウッドデッキ
玄関にウッドデッキがあるタイプです。
これは以前、工事費とか材料の数量を知りたくて書いた図面です。
六畳間+ロフトを寝室にすることでコンパクトに収めているのが特徴です。
台所スペース、トイレ、シャワーもあるのですべてがこの建物で完結します。
収納関係は玄関の上部とロフトの布団敷く以外のところに収納を設けることを想定しています。
基本的に「その場所に置けない量のものは所有しない」の考え方。
ソファを置いてあるスペースはダイニングとリビングと家で仕事をする人の場合は書斎などの事務スペースも兼ねています。
洗濯機が外にあるので見栄えが悪いかもしれませんが、冷蔵庫を旅館にあるようなシンクの下におけるような小さなものにすれば室内に置くことも可能です。
うーん!シンプルライフです。なかなかいい平面プランが作れたような気がしています。
◆寝室付き平屋15㎡
そしてこちらの間取りは、「ロフトに登ったり下りたりするのが億劫」とか「歳をとってからだとロフトは危険!」という勝手なイメージの要望をくみ取りまして作ったものです。
平屋です。
ウッドデッキが無くなりますが、どちも建築面積は9畳分、4.5坪、約15㎡です。
特徴は玄関とリビング(2畳)にあるサッシが全面開口であることです。
ウッドデッキは無くなりますが、気候がいい季節は扉を取り去りウッドデッキのように使えることができます。
また、左から①寝室、②リビング、③水回りと3畳ごとにエリアが緩やかに分かれているのも特徴。しかも寝室は和室です。
書いた図面では若干収納が少ないですが、寝室の天井を低めに設定して、天井裏をリビングからアクセスできるような大きな収納にすることも可能じゃないかと思っています。
こちらもすごく住みやすそうです。
◎工事費はファミリーカーを買うくらいのイメージで。
◆「車を買うか家買うか」くらいに家の値段が下がってほしい。
友人は家などを3000万円とかで買っています。
田舎なので土地の値段は数百万円だということでトータルで3500万円。
これでローン組んだら確かに35年ローンとかになりますね。
高い、、高すぎるよ家、、。
まあ、聞いたのは大きな会社で働いている友人ばかりですから、年収をもとに、住宅メーカーとか銀行の融資担当が儲けるためにそのくらいの価格帯の家を買わせようとしているのかもしれないのですが。
でも、もし自分がいい会社に勤めていて、それなりの年収があったとしても、せいぜい買って1000万円の家とかにしそうな気がします。
やっぱりステータスとかあるんでしょうか?
このくらいの会社に勤めていたらこのくらいの家に住んで、このくらいのグレードの車に乗る・・・みたいな。
車なんて同じように走るので軽自動車で全然いいと思いますし、家も雰囲気的には1人で住むならファミリーカーを買うくらいの価格(2~300万円)で建てられればいいのになと思っています。
それで考えたのが↑上↑の間取りです。
セルフビルドすることで人件費を抑えている部分もあるのですが、このくらいの住宅なら2~300万円で建てることができます。
もし、これで手狭となってもお金のかかる設備関係の工事はこの建物の中で完結しているので、設備は電気工事くらいしかない箱(部屋)を作るだけの増築ならば、一室あたり50~100万円で増築できるんじゃないでしょうか。
それならライフスタイルや収入に合わせて増築、減築などわりと自由にできますので、いきなり3500万円で35年ローン!なんて無謀なやり方をしなくて身の丈に合った暮らしができるんじゃないかと思っています。
◆夫婦プラン・夫婦+子供プランも
というわけで今回は1人暮らしのための「小さな家」(小屋/タイニーハウス/狭小住宅)について考えてみました。
本当は夫婦プランや夫婦+子供プランなども考えて見たかったのですが、立面とか断面図、適当とはいえ図面書くの大変だったために今回は「一人暮らし編」とさせていただきました。
また、元気がありましたら続きを書きたいと思います。
他にも小屋暮らしとか自給自足とか割と近しい読み物を書いていますので、ご興味ありましたら「お知らせ・読み物」から面白そうな記事を探して読んでいただけたら幸いです。
また、合同会社SumSumは「快適なふつうの暮らし」のアイデアになるような記事をテーマに書いていますが、実際に経営しているのは下宿屋さんです。
移住、ふつうの暮らし、松本、信州などのワードが気になるようでしたら、以下で紹介しています下宿のブログなども読んでいただけたら幸いです。
それでは。
◎↓↓↓カタい話じゃなくて長野や松本での「暮らし」をのぞいてみたい方は↓↓↓
◆松本・浅間温泉での「ふつうの暮らし」「日常」を見てみたい。
「篶竹荘」や「第2ペンギン荘」でもブログやったり、InstagramやFacebookをやったりしています。
同じような人が書いているので、隠しきれない個性はそのままに、信州・松本・浅間温泉での「ふつうの暮らし」とか「日常」をメインテーマとして書いています。
併せて読んでいただけると、より長野県や松本でへの移住、そして暮らしが立体的に知っていただけると思います。
(と、言いますかSumSumの「お知らせ・読みもの」だけが異質です。よくたどり着いてくれました。ありがとうございます。)
▶合同会社SumSum「おしらせ・読み物」
→もっともカタい文章を書いています。
→「こうやったらもっと暮らしって楽しくなりそうだなー」みたいなことを書いています。
→「ふつうの暮らし」「日常」をちょっと楽しくする提案やデータなどをもとにした考察みたいなのも。
→自分にとっての「快適な暮らし」を求めている人にとって何かのきっかけになれば。
→「会社のサイト」だから一番真面目に書かなきゃ・・・と思って「他よりは」根拠になる資料を探しているつもりです。
▶篶竹荘「ブログ」
→「ぽん」のInstagramをもとに短い文章で書ききれなかった情報を加えて「より詳しい」日常、ふだんの暮らしを投稿します。
→ブログの中ではもっとも「素」です。
▶第2ペンギン荘「お知らせ・ブログ」
→第2ペンギン荘のマスコット「第2ペンギン」がいろいろやってみる「てい」で書いています。
→一番DIYについて書いているかもしれません。
→ちょっとおふざけしています。
→一番楽しんで書いているかもしれません。
→第2ペンギンはこんなやつです→(調子に乗ってラインスタンプも作りました。)
▶Instagram「第2ペンギン荘」
→第2ペンギン荘のInstagramです。
→女子目線の信州・松本・浅間温泉の移住暮らし。
▶Instagram「ぽん(篶竹荘と第2ペンギン荘)」
→篶竹荘と第2ペンギン荘のInstagramです。
→篶竹荘に住んでいるので篶竹荘の投稿が多め。
→個人的な趣味を投稿するあまり「大外れ」することも。