衣食住の「住」だけなんであんなに高い?

雑談

◆本当に雑談

こんにちは。

合同会社SumSumの最近腰痛がひどい「読み物」を書いているものです。

毎日、浅間温泉に入っているのですが、温泉パワーが敵わないくらいの腰痛力です。なので今日はこれ書いたらサウナに行って来ようと思っています。

楽しみです!

◆単純な疑問

さてさて、ずっと思ってる単純な疑問なのですが、「衣食住」ってあるじゃないですか。

なんか生きていくうえで重要な、基本的に必要なモノみたいな感じで。

なんで「住」だけあんなに高いんでしょうか?

私は下宿の一室に事務所を構えたりしているので関係ないのですが、友人とかの話を聞くと地方で土地込みで3000万円とか土地抜きで3000万円とか。。

都内に一戸建てとかだと5000万円とか8000万円とかも聞きます。

正直高すぎないですか??(と、言って「そんなあなた!安く買う方法あります!」みたいな記事ではありません。。単純な疑問です。)

なんで基本的な、ほかの「衣」「食」みたいに誰もが必要なもの=流通量が多い(はず)なのになんで「住」だけ高いんでしょうか??

肌感覚では「このくらい」みたいな感じなら「まあわかる」あたりがあるのですが、乖離が激しいです。

でも実際にハウスメーカーとか(家を買おうとしていないので当然ですが)の単価とか調べたことが無いのでちょっと気になって調べてみました。

坪単価

◆ハウスメーカーの坪単価

ハウスメーカー(住宅メーカー?)の坪単価を調べてみたらおおよそ30~100万円/坪でした。

4人家族だとしたら40坪くらいの住宅が平均みたいなことだったので、その価格は1200万円~4000万円。

確かに友人が購入した家の価格帯もこの中に入ります。(土地代とかもあると思うので)

やっぱり高い。。

1200万円のお家は比較的リーズナブルだと思うのですが、やはりそれなりのシンプルさです。

これはやはり人件費によるものだったり、いくらユニット化して工業製品化してもこのあたりが限界なのでしょうか?

「衣」「食」に関しては工場で大量に作ったり、畑で同じものをたくさん作ったりするので安くなっているはずなので、「住」も近年の「工場で各部屋をユニット化して現場では積んでくだけ」ならもっと安くなりそうなのにと思ってしまいます。

多分、思ってしまうだけで、いろいろお金がかかっているのでしょう。。

お値段の分だけ、断熱性能を上げたり、耐震性能が上がったりと機能面で相応になっているのだと思います。

事情はもちろん分かります。ユニット化と言っても人件費もかかりますし、材料費も木材価格を始めどんどん上昇しています。

それでもやっぱり高い・・・。

この終身雇用がもはやないとか言われている中で35年ローンとか恐ろしすぎると思ってしまいます。みんなすごい勇気を持ってるんだなーと。

 

◆感覚としての住宅の適正価格

一方、実際の住宅の坪単価は置いておいて、「家ってこのくらいならいいじゃんねー」って価格です。

自分の感覚では

→水回りなどのコア≒LDK+風呂トイレ部分で200万円

→あとは一部屋(六畳くらい)ごとに50~100万円

です。

なので4人家族なら4LDKとして200+400=600万円って感じ。

これなら家買っちゃったから単身赴任する・・・とかそんな感じの状況が無くなって、もっと気軽に引っ越しとか移住ができて、新しい土地でまた600万円の家を建てれば良さそうです。

(スクラップ&ビルドとか自然環境のところはとりあえず考えていませんが、国産木材がもっと流通するようになれば、荒れた山林がむしろ管理されて環境が良くなるような気もします)

◆ローン借入額でみる適正価格

肌感覚としてはそんな価格で家があればいいんじゃないかとか、適正なんじゃないかとか思うわけですが、住宅ローンの借入額の目安で見てみると年収の5~7倍とありました。

年収400万(中央値で見るとこの額もだいぶ高給取りの部類に入る世の中になってきましたね)だとすると2000万円~2800万円の住宅の購入を勧められるってわけです。

こちらで見てもやっぱり高い。。

ローンの借入額の感覚として私は「もし収入が止まっても、アルバイトでも何でも職を選ばないで働けば数年で返せる額」じゃないと怖くて借りれません。

そうなると年収の1~3倍くらいがストレスなく借りれる範囲です。

みんなこんな倍率で借りてるんですね。。すごい。。

後記

◆もう少し安ければ土地に縛られなそう

「安かろう」「悪かろう」ではなく、「家は一生に一度の買い物」って感じでなく、シンプルな家を安価で購入でき、服を着替えるように、建て替えたりできれば面白そうなのですが、どんなもんなんでしょう?

もっと気軽に建て替えとかができる価格なら、土地に縛られることも少なくなり、土地に合わなかったら10年単位くらいで違う土地に移るみたいなことができ、住民の入れ替えが起きて街が風通しがよくなったりしそうな気がします。

街同士で移住者に来てもらえるように競争して、結果的に魅力的な都市も増えそうですし。

これは湿度が高く、地震も多い日本だからこそ醸成された(悪しき?)文化、スクラップ&ビルドを発展させた考え方ですがどんなもんなんでしょう。(劣化が早いので長く住宅がもたない)

◆賃貸・下宿・シェアハウス

まあ、ただ現実として住宅は(自分の感覚的には)高いですし、同じような感覚を持っている方もいるはず・・・ということで移住者向けの下宿(という名のシェアハウス)をやっているのですが。。

まあ、よく転居する人とかもいるからその需要を満たすために「賃貸住宅」とか「下宿」とか「シェアハウス」があるんだと思うので、無理に「持ち家」を転居しやすいように購入するハードルを下げる必要はないでしょうね。。実際は。

ただ、「自分の家」ごと引っ越せたり、転居先でも毎回「自分の家」が建てられたら面白いのにな。何度も建てられるようにするにはとかローンとか考えたら、このくらいの価格が適正なんじゃないかな。

って感じで書いてみましたよー。

適当です。それではー。