人口の取り合い。移住先で人気の都道府県。

◆人気の移住先。

ふるさと回帰支援センターってところで毎年、人気の移住先のランキングを出しているんですね!

一番新しいので【2022年】移住希望地ランキングですが、来月くらいには【2023年】も公表されるのでしょうか。例年だと。

まあ、これはあくまで多くの人が候補地として挙げているだけであって結局のところ、自分に合った移住先は自分にしか分からないとは思うのですが、ランキングを見てみると、

1位:静岡県(ゆとりすと静岡

2位:長野県(楽園信州

3位:栃木県(ベリーマッチとちぎ

とのことでした。

ついでに各県の移住・定住促進サイトも併せて載せてみました。

静岡県と長野県は安定的に上位にランクしている印象がありますね。

毎年順位は入れ替わるのですが、2022年を見る限りでは首都圏近郊の新幹線や特急などで割と東京へアクセスしやすい田舎が人気のように感じます。

普段は田舎暮らしをして、行こうと思えば1~2時間で東京に出られないことも無い。普段はリモートワークだけれど、行こうと思えば東京通勤も(短期間ならば)可能だ・・・みたいな場所が今、人気なのかもしれません。

ですが、アマノジャクなんですよね・・・自分。

結果的に長く住んでいて愛着のある長野県が常に上位に入っているのはうれしいですし、自分も移住者である経験から、長野県ほど住みやすい県はない!!なんて思っているのですけど、変に「長野県は移住に人気です!」とか移住定住促進サイトがすごくお洒落に作られていたり、移住した人には税金とかが安くなったり、なんならお試し移住として住居を無料で提供してくれたり、家賃補助が出たりしてるのを見ると、そんな目先の利益で移住するのって大丈夫なの??と心配になったりします。

もっと根本的に風土が肌に合ってるとか、自分の趣味を思いっきり楽しめる場所だからとか、なんなら親戚がたくさん住んでるからとか、そういったので移住先を選んだ方がいいんじゃないかと思ったりしなくもありません。

なんせアマノジャクですから。

また、いい所なんでしょ?私たちにどんな素敵な体験をさせてくれるの?といった受け身的な移住よりも、なんなら今住んでいるところ、住めば都とよくいいます。どうやったら楽しく暮らせるかとかを考えた方が建設的だなーとも思ったり。

そうは言っても、私も進学を機に、何度考えても地元を活性化させるアイデアが浮かばない・・・と思っちゃうような何の特徴も無い街を出て、そして戻ってないわけなので、人のこと言えませんが。

ともあれ、日本の人口がどんどん減っているので、自治体も人口を少しでも維持するために移住者を獲得しなくちゃ!!っていう人口の取り合いの様相を呈していますね。

なんか「ふるさと納税」の返礼品合戦に似ています。

自治体が人口の取り合いをしていて、みんなに移り住んでほしいわけですから、どの都道府県の移住・定住促進サイトでもいいこと書いているに決まってます。

そんなわけなので、移住してみたら「まんまと騙された!!」って感じてしまうひともいるんじゃないかと心配になります。

なので、移住・定住促進サイトをまず見て、どこかいいところないのかなーって探すよりも、「自分は〇〇県が好きだ!移住したい!」とまず先にあって、そのうえでサイトを見てみるのがいいんじゃないのかな?って思います。

それで家賃補助とか移住お祝い金とかあればラッキーですし、無かったとしても初めから無いと思っていたことなので、そんなことで移住先を変えるくらいの熱意ではなかったはずですから。

耳障りの言い文言を並べ立てられて北海道に、ブラジル、満州に移住した人はみんな苦労したように、いくら気軽に移住できるような世の中になってきたとはいえ、それなりの労力は必要なのですから、移住促進サイトはある程度冷静な目で見た方がいいような気がしてます。

そのうえで!

長野県は住みやすいですよーと最後に言っておきます。

~ほかにも記事書いています!~

▶合同会社SumSumおしらせ・読み物

→「こうやったらもっと暮らしって楽しくなりそうだなー」みたいなことを書いています。

→「ふつうの暮らし」「日常」をちょっと楽しくする提案やデータなどをもとにした考察みたいなのも。

▶篶竹荘「ブログ

「ぽん」のInstagramをもとに短い文章で書ききれなかった情報を加えて「より詳しい」日常、ふだんの暮らしを投稿します。

▶第2ペンギン荘「お知らせ・ブログ

→第2ペンギン荘のマスコット「第2ペンギン」がいろいろやってみる「てい」で書いています。

→調子に乗ってラインスタンプも作りました

▶Instagram「第2ペンギン荘

▶Instagram「ぽん(篶竹荘と第2ペンギン荘)