はじめに
◆雑談
最近旅行らしい旅行って行ってないなーと思います。
直近で覚えているのが昨年の夏、ひと月かけてスーパーカブで北海道一周したくらいです。台風の時以外はキャンプ場に泊まりながら5000kmくらい走りました。
でも連泊したのは雨で動けなかった「霧多布キャンプ場」と温泉巡りをしたくて連泊した「熊の湯キャンプ場」くらいでしょうか。
できたら(昔行ったときに稚内-サハリン間の定期航路があったので)サハリンに上陸してみたいなんて考えていたのですが、定期航路、無くなってました。。。
◆暮らすように旅したい
さて、この北海道の旅では連泊したところはほとんどありませんでしたが、ひと月くらいの旅をするときには大体気に入った街をなんども通るように私は行程を修正します。
例えばタイのチェンマイ。
日本→バンコク→シェムリアプ(カンボジア)→チェンマイ→チェンライ→ゴールデントライアングル→チェンマイ→スコータイ→チェンマイ→パーイ温泉→チェンマイ→アユタヤ→バンコク→日本
みたいな感じでタイ旅行しました。
チェンマイがとても居心地がよかったからです。
チェンライとかパーイとか他の街も居心地がよかったのですが、旅程の終わりは決めていたので、「何度も訪れる」というのはチェンマイとバンコクくらいでした。
でも確実にはじめて訪れたときより二度目に訪れたときの方が愛着が沸いています。ホームタウンに帰ってきたような感覚になります。
これが、日程が決まってる中で工夫の末にやるようになった「暮らすように旅したい」スタイルですが、逆に「旅をするように暮らしたい」とも思っちゃったりします。
◆旅をするように暮らしたい
日本各地、できれば海外と火星も含めて2~3年くらいずつ住んで回るって感じです。
それで、最終的には気に入ったいくつかの街に定住とか2~3拠点ぐらいに絞って住めたら楽しそうだなーと思ったりするわけです。
実際問題、転々としている方は「それはそれで大変だ」とかデメリットもご存知だと思うのですが、デメリットも含めて感じてみたい今日この頃です。
2~3年住めば四季を数回過ごすことになり、諏訪の御柱(数えで七年ごと)、長野の善光寺御開帳(数えで七年ごと)とか伊勢神宮の式年遷宮とかでない限り、そこでの「ふつうの暮らし」の大体は経験できると思います。
篶竹荘や第2ペンギン荘に住むことで松本に移住を検討している方には「できれば2~3年、最低でも1年以上」住む意思があるか確認しているのはこのためです。
転々としている人も清濁併せ呑んだ上で、ほかの街に住んでもらった方が、改めて良さとかを知る機会になるような気がしていまして。。
(ここが他のシェアハウスと違うところのような気がします。他のシェアハウスよりウチは出入りが少なく、もう少し腰を据えて住んでもらっています。)
◆・・・とか言ってんのに
私も関東の片田舎から信州に移住した一人ではあります。
でも「旅するように暮らしたい」「転々とするのでももう少し腰を据えて」とか言ってんのに自分は実家と信州にしか住んだことがありません。
せいぜい旅行の延長線上で数週間暮らした街がいくつかあるくらいです。
提案していることとやってることがチグハグなのです。
それとは関係なく、単純にいろいろなところに出来るならば住んでみたい。
なんか住んでみれば、改めてこれまで住んでいた街の良さとか悪さとかを知るきっかけになりそうですし、新しい街で視野も広がりそうです。
旅行では海外とか行くと特に、海外の文化とかを知って視野が広がった上に、たいてい「日本もやっぱりいいな」とか思って帰ってくるので、それのもっと長期版みたいな感覚です。
そんなわけで関東の中途半端な田舎とか地方都市とかでなく、東京とか全く違う街に住んでみたいわけです。
東京に住んでみたい。
◆東京で暮らしたい
東京みたいな大都市に住んでみたいです。
できれば東の方の下町あたり。人も物も情報も金も集まる街ってのはどんなもんなのか全く知らないので興味があります。
◆山の中で暮らしたい
逆にもう全く人が居ないようなすごい僻地にも住んでみたいです。
自ら開墾して自給自足とかして、家も作っちゃう。。多分、人から物を買えるってすごい便利なんだなって思いそう。
◆無人島で暮らしたい
「山の中」の海版。
◆海外で暮らしたい
海外は日本国内と違って文化の違いとかからより多くの刺激を受けそうです。
ひと月とかの旅行でも普通に多くの刺激を受けるのですから、数年暮らすとなればなおさらでしょう。
たまに「海外 移住」とかで調べますが、仕事とか語学全般が苦手だとかそのあたりに躓いて実現はしていません。
◆むしろ定住しない
バックパッカーとか車中泊とかむしろ定住しないで2~3年各地を転々とする。
(北海道をツーリングした時、そんな人、結構いました)
これだと一年中旅してるのとあいまいになりますが、「数日と留まらない⇔定住」のそれぞれの良さや悪さを知れそうで、それはそれでOKかとも思います。
おわりに
◆いろいろ住んで見えるもの
ともあれ、旅行でも、各地を移住して暮らしても。確実に得られるものは「比較できる見地」じゃないでしょうか。
つまり視野が広がる。これに尽きるのでは、と。
視野が広がれば、今後新しい常識を知ることになっても、それぞれの良さや悪さなどを公平に見ることが出来ますし、その中で自分に合った暮らしとか街を探す指標になりそうです。
◆そんなわけで
そんなわけでいろいろなところに住んでみたいのですが、実際は下宿のお仕事があるのでなかなか難しそうです。
それでも、旅行は行けますので、とりあえずのところは「旅をするように暮らす」のではなく「暮らすように旅をする」あたりを継続しようと思います。
そして、「旅をするように暮らす」人を松本の地で受け入れる下宿をやって行こう。できれば下宿や松本、信州が気に入ってもらえるように。。