◎湯治宿と温泉街の下宿の違いについて。
◆調べる人はほぼ皆無でしょうが。。
「湯治宿」と「温泉街の下宿」の違いについて1億人に1人くらいは気になる人がいるかもしれません。
なので書きました。
一言で言えば、湯治宿と温泉宿の下宿は全然違います。
湯治宿は温泉地にある宿の一つの形ですし、温泉街の下宿だろうと下宿は下宿なので、「下宿」とくれば、
でも書いた通り、居室以外の部分で共用部分がある施設(と勝手に定義づけ)のことであり、こちらは月単位で借りるいわゆる建築基準法上の「寄宿舎」のことです。
これでお話は終わりになっちゃうのですが、それは相違点だけの話であって、共通点もあるんじゃないかと思いました。
そんなわけで、引き続き飛躍し、ぶっとんだお話を続けていきたいと思います。
◎「湯治宿」と「温泉街の下宿」
◆湯治宿
湯治宿は数えるほどしかありませんが泊ったことがあります。
▶(長野県)松川渓谷温泉 滝の湯
と、
▶(岩手県)大沢温泉 自炊部
です。
どちらも食事は共同の台所を使用し、簡単な調理器具も揃っていることから自炊を行います。
湯治は体を癒すために温泉地に長く逗留するため食事などを自炊にしサービスを簡素にすることにより安価に、長く温泉地に滞在できるようにしています。
滝の湯は一泊だけでしたが、大沢温泉には浅間温泉に住んでいてほぼ湯治な生活をしているにも関わらず、5泊くらいしてみました。
結果的に、ほとんど浅間温泉に住んでいるのと生活は変わりませんでしたが、違う土地でのんびりするのはなかなか楽しいものがありました。
◆温泉街の下宿
「温泉街の下宿」と言いますと、
の通り、温泉大国だからもっとたくさん検索とかで引っかかるのかなーと思っていたら、別府温泉にある学生下宿「創伸下宿」(大分県別府市)と我が合同会社SumSumが浅間温泉でやっている移住者メインの学生もOKな下宿「篶竹荘」や「第2ペンギン荘」くらいしか見つからず、ちょっと肩透かしになった感じなのですが。
なので、結果的に篶竹荘と第2ペンギン荘のことを「温泉街の下宿屋」の一般的なものとして無理やり考えると、「温泉街の下宿」はふつうの下宿と同様に「共通の玄関」「台所・トイレ・浴室の全部、または一部が共用」「できれば木造で各居室は和室」「社宅、学生寮ではなく一般募集している」のは同じですが、「温泉街の~」とつくので、浴室が共用・・・というのが浴室が「地域で」共用となり、お風呂は地域の共同浴場(湯仲間・湯組)を使用することになります。
食事は学生下宿などは提供しているところもありますが、どちらでも問いません。
ともあれ、台所など水回り系は共用部分であることが多いのが「温泉街の下宿」ひいては下宿全体の特徴です。
◎湯治宿と温泉街の下宿の共通点・相違点
こうしてみると湯治宿と温泉街の下宿ですが、微妙に共通点もあるのかもと思ってくるから不思議です。
てことで、共通点と相違点を探っていきましょう。
◆共通点
●毎日温泉に入れる。
●自分でご飯を作れるが提供されることもある。
●建物の中に顔なじみができる
●布団や家具などを持ち込める。
◆相違点
●湯治宿には数日などの短期宿泊者もいる。
●下宿の住民は普通に働いていたり、学生だったりする。
◎温泉街の下宿は「週末湯治」ができる場所・・・?
◆「週末海外」なノリで「週末湯治」
いかがでしょうか?
こうやって全然関係なさそうなものの共通点を探ってみたら案外、湯治宿と温泉街の下宿って似ているような気がしてこないでしょうか。
ひいては温泉街の下宿に住むってことは湯治をしているようなもんだと拡大解釈だってできそうです。
何年か前にやたらTSUTAYAの書棚に「週末海外!!!」みたいな陽キャ全開の本が平積みにされていることがあり違和感を覚えていたことを思い出しますが、陰キャな私めは「週末湯治・・・」な経験ができる「温泉街の下宿」が肌に合っていそうです。
平日働いたり、勉学に勤しむみんなが週末ごとに部屋と温泉を往復できる「温泉街の下宿」・・・。
これ、至上の幸福ってやつじゃないかと思ったりするのです。
共同浴場を利用とかいって自転車で何分もかけて毎日通わないといけないかと思いきや、篶竹荘なんて共同浴場まで徒歩10秒の距離です。なんなら実家のマイルームからお風呂に行く方が遠いです。
◆案外共通点の多い「湯治宿」と「温泉街の下宿」
てことで、湯治宿と温泉街の下宿ですが(そもそも全然違うものなので)相違点もありますが、共通点も結構あることがわかりました。
全国でも類まれなる貴重な存在、週末湯治のような日常が楽しめる「温泉街の下宿」。
その一つである「篶竹荘」と「第2ペンギン荘」をやってその一翼を担っております。
やっぱり日本に住んでるなら温泉が身近な生活をしてみたいと思っています。
(温泉があまりない地域出身なのでよりそんな気持ちが強いのです)
もし、どこかいい街に移住したいなーと思ってる方がいらっしゃいましたら、週末湯治に共感してくれるような方がおりましたら、北アルプスのふもとの街に住みたいと思っているかたがいらっしゃいましたら、「篶竹荘」と「第2ペンギン荘」を頭の片隅に覚えておいてもらえたら幸いです。(無理強いはしません)
そんなわけで今日はこの辺りで。
おやすみなさいー。
◎↓↓↓カタい話じゃなくて長野や松本での「暮らし」をのぞいてみたい方は↓↓↓
◆松本・浅間温泉での「ふつうの暮らし」「日常」を見てみたい。
「篶竹荘」や「第2ペンギン荘」でもブログやったり、InstagramやFacebookをやったりしています。
同じような人が書いているので、隠しきれない個性はそのままに、信州・松本・浅間温泉での「ふつうの暮らし」とか「日常」をメインテーマとして書いています。
併せて読んでいただけると、より長野県や松本でへの移住、そして暮らしが立体的に知っていただけると思います。
(と、言いますかSumSumの「お知らせ・読みもの」だけが異質です。よくたどり着いてくれました。ありがとうございます。)
▶合同会社SumSum「おしらせ・読み物」
→もっともカタい文章を書いています。
→「こうやったらもっと暮らしって楽しくなりそうだなー」みたいなことを書いています。
→「ふつうの暮らし」「日常」をちょっと楽しくする提案やデータなどをもとにした考察みたいなのも。
→自分にとっての「快適な暮らし」を求めている人にとって何かのきっかけになれば。
→「会社のサイト」だから一番真面目に書かなきゃ・・・と思って「他よりは」根拠になる資料を探しているつもりです。
▶篶竹荘「ブログ」
→「ぽん」のInstagramをもとに短い文章で書ききれなかった情報を加えて「より詳しい」日常、ふだんの暮らしを投稿します。
→ブログの中ではもっとも「素」です。
▶第2ペンギン荘「お知らせ・ブログ」
→第2ペンギン荘のマスコット「第2ペンギン」がいろいろやってみる「てい」で書いています。
→一番DIYについて書いているかもしれません。
→ちょっとおふざけしています。
→一番楽しんで書いているかもしれません。
→第2ペンギンはこんなやつです→(調子に乗ってラインスタンプも作りました。)
▶Instagram「第2ペンギン荘」
→第2ペンギン荘のInstagramです。
→女子目線の信州・松本・浅間温泉の移住暮らし。
▶Instagram「ぽん(篶竹荘と第2ペンギン荘)」
→篶竹荘と第2ペンギン荘のInstagramです。
→篶竹荘に住んでいるので篶竹荘の投稿が多め。
→個人的な趣味を投稿するあまり「大外れ」することも。