ダウンサイジングするために下宿・シェアハウスを経由する。

◎下宿に住んでものがすごい減りました!

昨年になりますが、8年やったゲストハウスを閉じて、中にあった荷物を片付けることになりました。

今までは篶竹荘カンデラゲストハウスの言わば同じ松本市内の2拠点生活だったのですが、1つになったことで荷物をかなり整理しなければ収まりきらない事態になったのです。

結果。

ものすごく荷物が減りました。

下宿は共用家電が揃っているので、個人の冷蔵庫も洗濯機もありません。

究極的には布団と服さえあれば下宿では暮らせます。

あれ?これってもしかして、下宿やシェアハウスに住むと荷物って減るのかな??

と思って、そんなお話を記事にしてみました。

良かったら参考までに。。

◎物がすぐ増える性格です。

◆松本で最初に住んだのは2DKでした。

大学を卒業して松本で借りたアパートは現在のイオンモール松本まで徒歩30秒の2DKのアパートでした。

大学生の時は1K→2Kと順調に(?)アパートを広くしていったので、社会人になるころには2DKくらいの大きさの家が無いと荷物が入りきらなくなっていたのです。

荷物を整理すればいいものの、そんなことはせず、ヤドカリが体が大きくなるとともに大きな貝殻に引っ越すかの如く、家を大きくしていってしまいました。

平米数で言うと40㎡くらいだったと思います。

◆カンデラゲストハウスを始めて。

その後、カンデラゲストハウスを始めるにあたって、松本市内で引っ越しをしました。

明治40年築の古民家兼工場兼店舗で、無駄に広く300㎡。

宿としては当時の建築基準法上、100㎡未満でしか利用できないので200㎡が個人宅となります。

2DKの40㎡と比べて5倍の広さになってしまいました。

私は、漫画も普通の本も読むし、読んだ本は手元に置いておきたいと思ってしまうので、本がまずどんどん増えていきました。

アウトドアもちょろりとやるので、どんどん増えていきます。

挙句の果てに家が広すぎてものが見つけられず、同じものを何個も買ったりしていました。

◆浅間温泉の篶竹荘に住み始めて。

そんな矢先、宿に泊まるゲストさんで、「移住したいけど不安」という声を聞き、下宿「篶竹荘」を始めることにしたのです。

下宿を始めるからには、そこにも管理をするためのお部屋が無ければいけません。

てことで、下宿の一室の6畳間も使うことになりました。

200㎡→210㎡に微増です。

もう、このころには何がどこにあるのか全然把握しきれていない状態でした。

物だらけだけど、何年も使わないものに囲まれていて、そわそわして落ち着かない。

何か使いたくて「持ってたよな・・・」と探すよりも、買った方が早いからと安くて適当なものを新たに買っては家の肥やしになって行ってました。

これはいけない状態です。

◆カンデラゲストハウスを閉じて。

そんな矢先、ゲストハウスを閉めることになりました。

カンデラゲストハウスの2階にあった事務所も篶竹荘内の一室にお引越しです。

面積的には20畳くらいの事務所を7.5畳に縮小です。

個人的な荷物も210㎡から6畳一室の10㎡に納めなければならなくなりました。

◆結果。精神衛生上、救われる。

片付けるのになんだかんだで半年以上を費やしたのですが、その結果、荷物がある程度把握できるくらいにコンパクトにまとまりました。

210㎡あった、個人の荷物と事務所機能の荷物がわずか20㎡そこらに納まったのです。

10分の1!!

持っていた荷物のほとんどが数年に一度使うか使わないものばかり。

これらはすべて処分しました。

たくさんのものに囲まれていても、たまに必要なものでさえすべて所有していたとしても、そわそわとずっと不安だった気持ち。

それらがゴミと共に処分されたようなすっきりさです。

まだまだ、減らす余地はありますが、現在はある程度自分の荷物を把握できている状態です。

下宿生活では置ける場所が少ないので増やしようもありませんし、この荷物の少ないスッキリさを味わうともう増やしたくない、むしろもう少し減らしたいと思っています。

◎断捨離・生活のダウンサイジングのために下宿・シェアハウスに住む。

◆生活に必要なものはほとんどそろっている。

下宿生活では生活に必要なものはだいたい揃っています。

前述しましたが、究極的には布団と服、あと靴?さえあれば他の必要なものは下宿内に最初から揃っています。

家具だって服を入れる衣装ケースがあればいいくらいです。

当然そこに、個人的な嗜好品などがプラスされるのでそれだけには収まらないはずですが、これまでアパートなどに暮らしていたときと比べれば下宿・シェアハウスは荷物が格段に減るんじゃないかと思います。

ましてや一軒家なんかに住んでいたとするのなら、持っているものの大半が不用品だと気づいてしまったりします。

実際に210㎡から20㎡に荷物を減らしたので私は体感しています。

◆個室はふつう一人一部屋。

都会でない限り、下宿・シェアハウスの場合、ふつう個人一人あたり一室です。

四畳半、六畳、八畳などいろいろ広さはあるかと思いますが、台所や廊下などは共用スペースです。

一人暮らしなら部屋に入れたくない、といってもゴミでもない・・・いつかは使うかも。。。みたいなものを台所や玄関周りに山にして置いておくようなことができるかもしれませんが、下宿やシェアハウスでは個室や与えられた棚など特定の場所以外は個人のものを自由に置くことができません。

結果的に、所有している荷物を見直すきっかけが生まれるんじゃないかと思っています。

◆大きな家に住んでいた人は物を減らさざるを得ない。

大きな家から小さな家に引っ越す場合、まあ詰めようと思えば詰められるのかもしれませんが、それも限界がありますし、大きな家にゆったりと置いていたからよかっただけで、小さな家に詰め詰めに物を置いて快適な訳がありません。

小さな家(今回の場合は下宿やシェアハウス)で快適に暮らすには荷物を減らすことです。

もし荷物が多くて辟易している方が居たら、あえて小さな家に住んで荷物を減らすきっかけにするのがいいかもしれません。

◎自分の扱える範疇で物があるって気持ちいい!

荷物が減ると自分自身も身軽になったような気がして、軽やかな気分になります。

断捨離とかダウンサイジングとか流行っているのは知っていましたが、こんなに気持ちが軽くなるなんて知りませんでした。

これは流行るわけです。

とはいっても、何かきっかけがないと荷物を減らすことなんてないのかもしれません。

だって別に、荷物が多くてちょっとそわそわしているだけで、荷物が少なくスッキリした快適さをその時点では知らないわけですから。

私は物を減らさざるを得なくなったきっかけは宿を閉めたことでした。

結果的に荷物を面積比で10分の1に減らさなくてはいけなくなったのです。

おかげですごく身軽になったわけですが、もし移住とか転勤とか引っ越しとかの機会があって、荷物が多くてなんだか落ち着かないと思っている方が居ましたら、荷物を減らす選択肢の一つとして小さな家である下宿やシェアハウスに住んでみるといろいろ整理できるんじゃないかと思いました。

なるほど、そんな使い方もあるんだ、下宿・シェアハウス!・・・と思っていただけたら幸いです。

自分の管理できる範疇で物を持っているって快適です!

ではでは。

◎↓↓↓カタい話じゃなくて長野や松本での「暮らし」をのぞいてみたい方は↓↓↓

◆松本・浅間温泉での「ふつうの暮らし」「日常」を見てみたい。

篶竹荘」や「第2ペンギン荘」でもブログやったり、InstagramやFacebookをやったりしています。

同じような人が書いているので、隠しきれない個性はそのままに、信州・松本・浅間温泉での「ふつうの暮らし」とか「日常」をメインテーマとして書いています。

併せて読んでいただけると、より長野県や松本でへの移住、そして暮らしが立体的に知っていただけると思います。

(と、言いますかSumSumの「お知らせ・読みもの」だけが異質です。よくたどり着いてくれました。ありがとうございます。)

合同会社SumSumおしらせ・読み物

→もっともカタい文章を書いています。

→「こうやったらもっと暮らしって楽しくなりそうだなー」みたいなことを書いています。

→「ふつうの暮らし」「日常」をちょっと楽しくする提案やデータなどをもとにした考察みたいなのも。

→自分にとっての「快適な暮らし」を求めている人にとって何かのきっかけになれば。

→「会社のサイト」だから一番真面目に書かなきゃ・・・と思って「他よりは」根拠になる資料を探しているつもりです。

篶竹荘「ブログ

「ぽん」のInstagramをもとに短い文章で書ききれなかった情報を加えて「より詳しい」日常、ふだんの暮らしを投稿します。

→ブログの中ではもっとも「素」です。

第2ペンギン荘「お知らせ・ブログ

→第2ペンギン荘のマスコット「第2ペンギン」がいろいろやってみる「てい」で書いています。

→一番DIYについて書いているかもしれません。

→ちょっとおふざけしています。

→一番楽しんで書いているかもしれません。

→第2ペンギンはこんなやつです→(調子に乗ってラインスタンプも作りました。)

▶Instagram「第2ペンギン荘

→第2ペンギン荘のInstagramです。

→女子目線の信州・松本・浅間温泉の移住暮らし。

Instagram「ぽん(篶竹荘と第2ペンギン荘)

→篶竹荘と第2ペンギン荘のInstagramです。

→篶竹荘に住んでいるので篶竹荘の投稿が多め。

→個人的な趣味を投稿するあまり「大外れ」することも。