
◎ワークライフバランス
◆ワークライフバランス~自分に合った働き方~
がっつり稼いで、がっつり遊びにお金を使うのが好きな人もいれば、短い時間働いて少額のお金を得て、慎ましく暮らすのが好きな人もいます。
本当はこの半分の稼ぎでいいから働く時間が3分の2とかにならないかなーとか思っている人って、これまでも必ずいたと思うんです。
ただ、会社勤めするのが当たり前な世の中が続いていましたし、会社で働くと言えば1日8時間、週休2日とかが当たり前でした。
それでも最近、色々な暮らし方が認知されるようになってきて、のんびり暮らすという選択肢を選んだとしても昔ほど冷ややかな目で見られることは少なくなってきたんじゃないかなと思います。
◆ダウンサイジング~仕事を減らして余暇を楽しもう~
この「読み物」のタイトルが「月10万円で楽しく暮らす」ですから、月10万円の生活費を得るにはどのくらい働けばいいのでしょうか?
時給1200円で計算してみますと、
1200円/時間×8時間/日×3日/週×4週=115,200円
になります。
年収にすると138万円。
なんか一番効率の悪い税金の取られ方する感じがするので、もう少し調整は必要かと思いますが、少なくともフルタイムで週に3日、逆に言えば週休4日で月10万円の生活費を得ることができると言えそうです。
私としては物価の高いと言われる東京でも安い賃貸住宅などを探せば十分10万円でやっていけると思いますし、地方都市ならば物価も安いのでより豊かな生活ができるんじゃないかと思っています。
私は大体月8万円もあればお釣りがくる生活をしていますので、10万円の生活費ならば2万円も遊ぶお金があるということになります。
かなり贅沢な暮らしができそうです。
◆地方「中心都市」移住の魅力
もし、首都圏などの都会に住んでいて、お金は稼いでいるけれど出費も多く毎日忙しく暮らしている人が、生活をシンプルにして暮らすのなら、地方の中心都市がいいんじゃないかと思っています。
都会の冷たい風に吹かれていると時々「誰も居ないような田舎で暮らしたい」と思ってしまうかもしれませんが、これまでの生活と格差がありすぎてなかなか慣れることができないような気がしています。
もし、将来的に山間の農村などで暮らしたい夢を持ったとしても、まずはその入り口としての地方「中心都市」に移住してみるのがいいんじゃないかと思っています。
地方中心都市とは東京、名古屋、大阪、福岡と政令指定都市などの都市圏に組み込まれていない県の、県庁所在地、第2、第3の都市くらいのことを勝手に指しています。
会社のある長野県ですと長野市、松本市、上田市です。
どこも人口が15万人~40万人くらいの間でいますので、生活の利便性も高く、また、働き口も選べるくらいにはたくさんあります。
加えて物価も三大都市圏みたいに高くなく、家賃でも食材でも安く買いそろえることができる上、やろうと思えば市民農園などを格安で借りて自給自足に近い生活も可能です。

◎下宿での生活
◆下宿生活は緩やかな人間関係と生活費の安さが魅力
そんなわけでのんびり豊かに暮らすなら地方都市で暮らすのがいいんじゃないかなと常々思っているのですが、地方都市である長野県松本市にもう何年も住んでいるわけです。
途中から下宿(を冠したシェアハウス)「篶竹荘」や「第2ペンギン荘」を始めたので私は下宿生活を何年もしています。
ワークライフバランスを考え直したり、地方への移住を考えて見たり、たくさん稼いでたくさん使うという暮らしからダウンサイジングを図りたいと考えているのならば、下宿・シェアハウスでの暮らしがいいんじゃないかなと考えています。
まあ、そう思っているから移住者のための下宿・シェアハウスを運営しているのですが、下宿での生活の魅力は緩やかな人間関係と生活費の安さなんじゃないかと思います。
地方移住にとって、これまでどんなに旅行で訪れていても、いざ住むとなったらそういった関係の知り合いはいないわけですので、やっぱり不安になるんじゃないかと思います。
それが、下宿・シェアハウスだと一緒に住んで話ができる人が最初からいることになるので大変心強い。これは大きなアドバンテージになるんじゃないかと思っています。
また、これまで実家などに暮らしていて、いざ引っ越しして一人暮らしした場合、一人暮らしは自分専用の家具家電を揃えなければなりませんし、水道光熱費・通信費などは全部自分で支払わなければなりません。
一方、(最近では家賃もアパート並になってきましたが)下宿・シェアハウスの場合、水道光熱費・通信費が固定だったり、住民で頭割りだったりとかなり生活費を抑えることができます。
それでいて、都会にあるような安かろう悪かろうのシェアハウスと違い、地方のシェアハウスは建物の広さがちゃんとあるので個室もちゃんとしていてほとんど一人暮らしの生活スタイルを変える必要は出てきません。
月10万円で楽しく暮らすにあたって、これほど恵まれた環境は下宿・シェアハウス以外にないんじゃないかなと思えます。
◆下宿・シェアハウスでの必要な生活費
ということで、私も下宿「篶竹荘」に住んでいますから、その生活費を参考に載せてみたいと思います。
●家賃3万円
●水道光熱通信費1万円
●食費1.5万円
●携帯0.5万円
●保険0.5万円
●温泉0.3万円
●日用品0.2万円
●遊興費1万円
大きな出費が無い以外だいたいこの計8万円になります。
外食とかどこかに遊びに行ったりするお金が1万円ありますが、それでも突然の出費やたまには旅行とか、もし趣味があるならばそれにもお金を使いたいわけですし、+2万円をして月10万円を生活費としてみておけば、かなり余裕のある生活ができるんじゃないかと思っています。
10万円ですと前章でも挙げた通り、週に3日、月に12日の労働で十分得られる金額ですから、そんなに負担も無く、そこそこ楽しい生活ができると思っています。
◎丁寧な暮らしで月10万円生活
ずっとお金を使う方ばかり語ってしまいましたが、余暇のことも考えてみましょう。
月10万円を得るには月に12日働けばいいわけです。
逆に言えば月の半分以上は余暇を過ごすことができます。
それは趣味や、副業、資格の勉強などやりたいことに有効的に時間を使うのもアリですが、何より心の余裕が生まれます。
週休2日=月8日で溜まった家事や買い物、そして遊びなどのレクリエーションを詰め詰めに頑張っていたことを月10万円生活では18日でやればいいわけです。
そう考えただけで、わくわくしてこないでしょうか?
おそらく、適当に食べていたご飯も丁寧に作るようになるし、今までより部屋の掃除をするようになるでしょうし、物をぞんざいに扱わないようになると思います。
心の余裕ってやつです。
地方都市に住んでいれば自然も近いですから、自転車に乗って山菜や木の実を取りに行って天ぷらにしたり、ジャムにしたりしても良いかもしれません。
畑を借りて野菜を育てることを趣味にしてもいいでしょう。
週5勤務から週3勤務にした場合、おそらく収入は3/5=60%にはならずに3分の1くらいになってしまうはずです。その割には余暇が8日→18日ですから2.25倍。
効率的には圧倒的に悪いでしょう。
それでもワークライフバランスを考えたときに月10万円生活はすごく魅力的なんじゃないかと思います。
経済が成長し続けて働けば働くほど収入が増えていくとは必ずしも言えなくなってきました。
それでもまだ社会の構造は経済成長期と同じ働き方を強いています。
それなのに給料はどんどん下がる一方で、安定した雇用でも無いわけですから、みんな嫌になってくるのは当然のことだと思います。
嫌なんだったらそんなレールから外れてしまうのも良いかもしれません。
将来が不安と言いますが、(自分も不安です)今、そのまま働き続けて体を壊しす方がこれからの暮らしの制約が増えることは間違いありません。
ここはひとつ考えを変えて、ほいーっと暮らしを変えてみたら新しい視点が見えてくるような気がするのですが、いかがでしょうか。
おわり。
◎↓↓↓カタい話じゃなくて長野や松本での「暮らし」をのぞいてみたい方は↓↓↓
◆松本・浅間温泉での「ふつうの暮らし」「日常」を見てみたい。
「篶竹荘」や「第2ペンギン荘」でもブログやったり、InstagramやFacebookをやったりしています。
同じような人が書いているので、隠しきれない個性はそのままに、信州・松本・浅間温泉での「ふつうの暮らし」とか「日常」をメインテーマとして書いています。
併せて読んでいただけると、より長野県や松本でへの移住、そして暮らしが立体的に知っていただけると思います。
(と、言いますかSumSumの「お知らせ・読みもの」だけが異質です。よくたどり着いてくれました。ありがとうございます。)
▶合同会社SumSum「おしらせ・読み物」
→もっともカタい文章を書いています。
→「こうやったらもっと暮らしって楽しくなりそうだなー」みたいなことを書いています。
→「ふつうの暮らし」「日常」をちょっと楽しくする提案やデータなどをもとにした考察みたいなのも。
→自分にとっての「快適な暮らし」を求めている人にとって何かのきっかけになれば。
→「会社のサイト」だから一番真面目に書かなきゃ・・・と思って「他よりは」根拠になる資料を探しているつもりです。
▶篶竹荘「ブログ」
→「ぽん」のInstagramをもとに短い文章で書ききれなかった情報を加えて「より詳しい」日常、ふだんの暮らしを投稿します。
→ブログの中ではもっとも「素」です。
▶第2ペンギン荘「お知らせ・ブログ」
→第2ペンギン荘のマスコット「第2ペンギン」がいろいろやってみる「てい」で書いています。
→一番DIYについて書いているかもしれません。
→ちょっとおふざけしています。
→一番楽しんで書いているかもしれません。
→第2ペンギンはこんなやつです→(調子に乗ってラインスタンプも作りました。)
▶Instagram「第2ペンギン荘」
→第2ペンギン荘のInstagramです。
→女子目線の信州・松本・浅間温泉の移住暮らし。
▶Instagram「ぽん(篶竹荘と第2ペンギン荘)」
→篶竹荘と第2ペンギン荘のInstagramです。
→篶竹荘に住んでいるので篶竹荘の投稿が多め。
→個人的な趣味を投稿するあまり「大外れ」することも。