浅間温泉の裏山「御殿山」「大音寺山」「桜ヶ丘古墳」
※前回書きました「御殿山」登山記録も併せてお読みいただけたら「縦走」もできますよー。
※以下、この段落は概要なのでほぼコピペです。
長野県松本市の中心市街地にほど近い浅間温泉は西の北アルプス方面以外の三方を山に囲まれています。
北が「御殿山」
東が「大音寺山」
南が「桜ヶ丘古墳」
です。
「御殿山」と「大音寺山」はその昔、地図にしたものをこちらの「読み物」にも載せてありますので、ご興味ある方は見てみてください。
今回はかるーく、ご紹介です。
◆御殿山
浅間温泉の温泉街の北側にあるのが「御殿山」です。
標高884m。見晴し台は頂上の少し手前にあって、頂上は森の中のため、みんなここを目指します。
北アルプスの眺望がすばらしいです。
◆大音寺山
◆大音寺山
中腹まで登ると浅間温泉や北アルプスを一望することができます。
頂上まで登ったあとはぐるっと一周して御殿山の登山口の方にも行くことが可能。
途中に「横谷城」なる山城跡や空堀跡が点在しているのが面白い所です。
◆桜ヶ丘古墳
その昔、地元の中学生が「金冠」を見つけた古墳がある小高い丘です。
古墳は私有地のため、行きにくくわかりにくいのですが、途中に「蛍の里」や野菊の墓で有名な「伊藤左千夫の石碑」があったりします。
(浅間温泉が伊藤らの作った「アララギ派」の発祥の地とされています)
大音寺山をおさんぽ(秋・冬MIX)
つい先日もお散歩したのですが、「読み物」に載せるつもりがなく、適当に写真を撮ってしまい登り口とか全然撮っていませんでした。
そのため、秋にも登った写真と合わせ技で載せようと思いますのでよろしくお願いします。
下宿(と銘打ったシェアハウス)篶竹荘の前の道、南北に走る「山の手通り」から東西に上り坂が何本かあります。
その坂を適当に上に登って行きます。
登るだけだとつい忘れがちですが、振り返るともうこの辺から北アルプスの眺望が抜群です。
山の手通りの一本上の南北の通りを歩いていると「不動明王の滝」なる看板が沢沿いにひっそりと立っていますので、臆することなく入っていきましょう。
陶芸家の登り窯跡を左に見て進むと、「不動明王の滝」があります。
・・・うん。こんな感じです。
冬になると氷瀑になるので、冬の方が見ごたえあります。
不動明王の滝を回り込んで階段を上ると「不動尊」。
さらにその横から延びる細い登山道に入るといよいよ大音寺山の山道です。
浅間温泉にある3つの裏山は、しばらく一番整備された「御殿山」の一強時代が長く続きましたが、近年「大音寺山」も道が整備されつつあるので登りやすいです。
ただ、案内柱(「←↑」とかって書いてあるやつ)が現場をよく確認しないで作ってしまったのか、変な方向を指しているものが「ほとんど」です。
酷い所だと間違った矢印の方向に獣道があったりするので地理感が無いと本当に迷います。(何度か迷いました)
そのため、地理感がない方は「本当にメジャーそうな道」を選ぶことをお勧めします。
(近年、御殿山の方にも「微妙に違う案内柱」が増えてきていて「藤づるブランコ」周辺の矢印もめちゃくちゃ迷いますのでご注意ください)
不動尊の山道から入って、ちょっと登るとすぐこんな感じです↑。浅間温泉の旅館街を見ることができます。奥に見えるのは北アルプスです。
写真左にせり出した山が「桜ヶ丘古墳」がある丘になります。
蛇行して山道は続くので、振り返るとどんどん標高が上がっていくのが分かります。
また少し上がって景色が良くなりました。
浅間温泉の温泉街だけじゃなくて、ちょっと遠くの松本市街も見えるようになってきました。
さらに上がった所です。
この辺りまでくると景色の半分が「空」になります。
登った日は雲が北アルプスにかかっていますが、早朝など晴れていれば壮麗な景色を拝めます。
また、この辺りなら木が邪魔にならない場所も結構あるので、新緑の季節とか夏に登っても季節の変化と北アルプスを楽しめていい感じです◎
眺望がよろしい所とお別れして、尾根伝いを東に向かって登って行きます。
森の中をなかなかきつい「だらだらとした坂」を登るので一番疲れるところです。
そして頂上↑。
頂上は木々の中に立っています。
標高887m。
(この案内柱の矢印はあっています)
頂上まで来たら不動尊までピストンしてもいいのですが、頂上を越えて進むと一周して浅間温泉の街中まで戻ってこれるのでそのまま進みましょう。
ちょっと進むとすぐに横谷城の「空堀跡」があります。
空堀跡を進みます。
こんな感じの木立の中を進みます。
割と道の形は鮮明ですが、「松本城の石切り場」に出てしまった場合は間違っていますので、引き返しましょう。(「石切り場跡」という看板があるので「完全な間違い」ではないですが、そこを見物して、もとの山道に戻る感じです)
「横谷城跡」に出たら正解です。
治水ダムに出ました。
あとは坂を下って行けば浅間温泉の街に戻ります。
だいたい小一時間のコースになります。
浅間温泉の裏山はどこも一時間あれば十分登って降りてこられる山になります。
また下山後には温泉付きという至れり尽くせりな設計。
ちょっとひと汗かいて温泉に浸かればその気持ちよさも倍増です。
ご興味ある方は登ってみてください。
そんな感じで、今回は浅間温泉の裏山「大音寺山」のご紹介でした。
それではー。