
◎家を建てるときの大事にしたい項目と優先順位
家って高いよね・・・と常々思っています。
土地建物で地方でも3000万円とかかけて30年ローンとかって。。
昔みたいに終身雇用ならばまあ、そういう選択肢もアリなのかなと思うのですが、家を始めて買う年代で、のっけからそんなローン組むのって不安じゃないのかなと思うのです。
それなら、最初の購入の部分では安く購入して、余裕が「もし」ある用ならば改修という形でグレードアップをしていけばいいんじゃないかな、と思っています。
たとえば3000万で新築を建てるんじゃなくて、1500万で新築を建てて、今後、資金に余裕があるようならば、徐々にオシャレにしていくという形です。
余裕が生まれないならば改修しなければいいので選択の余地が生まれます。
◆優先順位
と言っても(例にはなるので、そこまでは安くならないと思いますが、)3000万円を1500万円にするわけですから、何かを削らなければなりません。
そんなわけで、優先順位を勝手に決めていきたいと思います。
◆①快適さ
「快適さ」とはここでは主に「断熱性」みたいな意味で書いています。
夏涼しくて、冬暖かい。
新しく家を建てるわけですから、そこは犠牲にしてはいけません。
また、「快適さ」は「設備部分」とも考えられます。
風呂、トイレ、台所などが無い・・・というのは一般的な家として成り立っていないのでその辺も犠牲にはできないでしょう。
◆②耐久性
前提として、「余裕が生まれたら改修してグレードアップする」という考えですから耐久性は3000万円の家でも1500万円の家でも同等である必要があります。
3000万円の家を購入するくらいに資金に余裕があれば、1500万円の家も最終的には3000万円の家のグレードにするわけですから、その骨格の部分である耐久性は必要です。
◆③値段
①②を大前提として価格が重要になります。
耐久性・耐震性・耐水性などが弱い材料は使わずに、シンプルにできる所はシンプルにして建設費をなるべく抑えるわけです。
◆④デザイン性
で、デザイン性は正直どうでもいいです。
もし本当にサバイバルをしている場合、デザイン性なんて二の次です。
③値段を③費用対効果(労力に見合うものが建てられるか)と置き換えるならば、サバイバルの場合①快適さ、②耐久性、③費用対効果は絶対必要ですが④デザイン性などはどうでもいいでしょう。
将来の収入が予想できない昨今、自分が持っている資金を効率よく使うことを目的とするわけですから、ある意味人生のサバイバルの道筋を建てているともいえるわけです。
◎進化前提でリーズナブルなトタン建築にする
◎家を建てるときの大事にしたい項目と優先順位
さあ、優先順位を決めますと、①快適さ、②耐久性は重要で、④デザインは大きなローンを組まない限り資金に余裕のない最初はどうでもいい・・・ということになりました。
それでも敢えてダサい家を建てたいわけではもちろんありません。
結果③値段が安ければ御の字です。
そんな優先順位を考えてみると、以下のような「見た目」に落ち着くんじゃないかなと思います。
もちろん、構造部分など骨組みの部分は30年ローンを組むグレードのもので建設します。
◆外壁

最近、波板を使ったお洒落な家も増えてきました。
トタン波板、ガルバリウム鋼板波板は安いのに、デザイン性も得ることができてしまいます。
最高です。
また、劣化してしまい余裕資金がなく、改修できなかったとしても、雨漏りなど機能に問題が無い限りは「味わい」としてトタンは見ることができます。
詫び錆(寂)です。
◆内装
内装は壁紙や塗装なんて一切しません。
内壁・天井は合板一択です。
床はフローリングでも畳でもまあいいでしょう。ちょっと値段は張りますが。
壁に構造用合板を使えば耐震性も上がります。
見た目は悪いですが、きれいな木目の合板を使えばウッディな仕上げにも見えますし、内壁全体が合板なので、ネジなどが効きます。
「進化前提のトタン建築」なので、余裕資金が生まれたら改修を進めていくわけですので、DIYがしやすいというのはアドバンテージになるはずです。
外壁から、内壁までの断面を描いたのが以下の通りです。
波板は防音性が無いと言われますが、断熱材をしっかり入れるので、軽減できると思っています。

◆設備等
設備は「必要なものを最低限」です。
トイレ、台所、浴室は必須だとしても、必要な最低限の機能でミニマムなグレードでいいでしょう。
それでも、ウォシュレットが欲しければ、その中で最低限のものなどで構わないと思います。
浴室は近くに温泉などあるなら、普段はシャワーでもいいのでシャワー室にしちゃうと費用も抑えられるのではないでしょうか。
台所も、シンクなどは業務用などを並べるだけで資金に余裕のない「最初は」いいと思います。
◎終身雇用なんて都市伝説
終身雇用なんて都市伝説です。
銀行はそんな都市伝説をもとに大企業に勤めていたらフルローン、オーバーローンなどを組ませてくれたりします。
銀行の評価がいいのは気持ちがいいのですが、結局返していくのは本人です。
大企業もグローバル化でいつコロっと業績が悪くなるかわかりません。
タイミング悪く首切られる年齢などだったらそれこそ大変です。
自衛しなければなりません。
きれいな家を建てるのはステータスかもしれませんが、ステータスよりも身の丈に合った家を建てるのが余計な返済などのストレスがなくていいんじゃないかな、と思ってこの「読み物」を書いてみました。
私は家すら建てる余裕が無いのですが、自分がサラリーマンだとしたら、3000万円の家を30年ローンで買うことはせず、1500万円の家を、頑張って返済するとして、10年ローンとかまだ先が見通せそうな期間で借りると思います。
そんなお話でした。
◎↓↓↓カタい話じゃなくて長野や松本での「暮らし」をのぞいてみたい方は↓↓↓
◆松本・浅間温泉での「ふつうの暮らし」「日常」を見てみたい。
「篶竹荘」や「第2ペンギン荘」でもブログやったり、InstagramやFacebookをやったりしています。
同じような人が書いているので、隠しきれない個性はそのままに、信州・松本・浅間温泉での「ふつうの暮らし」とか「日常」をメインテーマとして書いています。
併せて読んでいただけると、より長野県や松本でへの移住、そして暮らしが立体的に知っていただけると思います。
(と、言いますかSumSumの「お知らせ・読みもの」だけが異質です。よくたどり着いてくれました。ありがとうございます。)
▶合同会社SumSum「おしらせ・読み物」
→もっともカタい文章を書いています。
→「こうやったらもっと暮らしって楽しくなりそうだなー」みたいなことを書いています。
→「ふつうの暮らし」「日常」をちょっと楽しくする提案やデータなどをもとにした考察みたいなのも。
→自分にとっての「快適な暮らし」を求めている人にとって何かのきっかけになれば。
→「会社のサイト」だから一番真面目に書かなきゃ・・・と思って「他よりは」根拠になる資料を探しているつもりです。
▶篶竹荘「ブログ」
→「ぽん」のInstagramをもとに短い文章で書ききれなかった情報を加えて「より詳しい」日常、ふだんの暮らしを投稿します。
→ブログの中ではもっとも「素」です。
▶第2ペンギン荘「お知らせ・ブログ」
→第2ペンギン荘のマスコット「第2ペンギン」がいろいろやってみる「てい」で書いています。
→一番DIYについて書いているかもしれません。
→ちょっとおふざけしています。
→一番楽しんで書いているかもしれません。
→第2ペンギンはこんなやつです→(調子に乗ってラインスタンプも作りました。)
▶Instagram「第2ペンギン荘」
→第2ペンギン荘のInstagramです。
→女子目線の信州・松本・浅間温泉の移住暮らし。
▶Instagram「ぽん(篶竹荘と第2ペンギン荘)」
→篶竹荘と第2ペンギン荘のInstagramです。
→篶竹荘に住んでいるので篶竹荘の投稿が多め。
→個人的な趣味を投稿するあまり「大外れ」することも。