シェアハウスとハウスシェアの違いって?

(↑は松本市中山から西側を見た景色です。近くには弘法山古墳があったりします。)

もうだいぶ「シェアハウス」という言葉が定着しています。シェアハウスでは大家さんをオーナーなんかと呼んでちょっとおしゃれです。

さて、そんな現代からさかのぼること数年。シェアハウス黎明期。

「シェアハウス」の言葉をひっくり返しただけの「ハウスシェア」って言葉があったような気がしています。

でも、さっき調べてみたらそんな言葉ほとんど検索に引っかかりませんでした。

・・・あれ?

でもでも「ハウスシェアリング」という言葉は引っかかりました。

ハウスシェアリング→知人や友人と協力し合って一つの住居を共同で利用・生活すること。家賃の負担や緊急時の相互扶助などでメリット。

的なニュアンスのことがどこも書いてあります。

当時の(妄想かもしれない)「ハウスシェア」もそんなイメージで認識していました。

要は「ハウスシェア≒ハウスシェアリング」の中に「シェアハウス」があるというイメージ。

広義の「ハウスシェア」は家族・親族でない第三者と一つ屋根の下で共同生活を送ること。管理者や運営がいるいないは関係なく、住む人みんなが同じ責任を負う。

一方その中にある「シェアハウス」には、運営母体が明確にあって(シェアハウスごとにその範囲はさまざまとしても)母体が住民とは別の責任を負っているというイメージです。

(↓こんな感じ)

当然「広義のハウスシェア」より「シェアハウス」の方が運営母体の維持費や「別の責任」に関する費用が掛かるため家賃は高くなる傾向があると思います。

それでも周辺のアパートなどより安価で、家電なども揃っていると思いますが。

じゃあハウスシェアするならシェアハウス以外(↑でいう「C」)がいいじゃん!「ルームシェアルームメイト」というシェアメイトを探すサイトもあるみたいだし!

となりそうですが、やっぱりそれぞれメリットデメリットがあると思うのです。

 

「Cシェアハウス以外」のいいところは運営母体がいない分、単純に家賃を割るだけでよさげな分、家賃がより安価に抑えられると思います。気が合えば最高です。

一方で、母体が無い分、どんな人が住んでいるのか担保されない部分や、建物を汚損・破損した時の修繕は誰がやるのか、複数人いたメンバーのうち一部、または自分以外が抜けてしまったらどうなるのかなど不明瞭なことが「Bシェアハウス」より多い気がするのです。何より私は仲介役がいない中でシェアメイトと住むのはちょっと怖い。。。(シャイなので・・・)

 

逆に「Bシェアハウス」は「C]の対称になるかと思います。普段の生活の多くはハウスシェア全般と同じく同居人同士で運営していくのは変わりないと思いますが、建物の管理や修繕などは運営母体が担うものだと思っています。(そんな認識です。)

家賃もシェアハウス内で自分一人になったからと、定員分の家賃全部払えとは当然ならないですし、シェアハウスごとの特色はありますが、情報を発信しているところが多く、自分に合う雰囲気かどうか事前に知ることができるのも良い所かと思います。

もちろん、そういう運営や一定以上の維持管理にリソースを割いている分家賃はちょっと高くなる傾向だと思うのですが。

 

また、シェアハウスの中にはほとんど入居の募集だけして、希望者はボーダレスで入居可。建物内の運営も管理もノータッチみたいなほぼハウスシェアなところもああるので一概に言えないのですが、私はそんな認識で「シェアハウス」「シェアハウス以外」を考えています。

まあどちらも一長一短な感じだと思います。

ということで合同会社SumSumの運営している篶竹荘第2ペンギン荘は(どちらも昭和2~30年代築のレトロな建物なので)せっせと結構なお金を使って修繕していたり、入居希望者がウチに合いそうか会ってお話してみたり、普段の生活の音頭をとったりしているのでシェアハウスの部類に入ると思うのですが。

ただうちは篶竹荘、第2ペンギン荘どちらも下宿と謳っています。

それは建物がもともと下宿として使われていたから、その流れを汲んでそのまま下宿と謳っているからなのですが、そもそもシェアハウスと下宿の違いってなんだろう。。

なんとなくのイメージですが、、

下宿≒レトロ・昔からある・学生が住んでそう・そんでもって毎晩どこかの部屋で麻雀やってそう・そして下宿屋のおばさん酒持ってやってきそう、白熱灯

シェアハウス≒新しい・おしゃれ、毎日パーティ、蛍光灯またはLED

・・・な勝手な偏見を持っているのですが実際はどうなんでしょう?

今度はそれについてちょっと考えてみようかなと思います。

ではではなんか適当に書いていたら長くなってしまったのでこのへんでー。