中核市(関東甲信越+北陸)の家賃を比較してみた。

◎中核市とは?

まず、中核市についてです。

中核市は法廷人口が20万人以上(以前は30万人以上)だとなることができる市のことで、概ね①政令市>②中核市>③特例市>④普通の市>⑤町>⑥村の人口規模になります。

①~⑥の順で都道府県から市町村に移譲される業務が多くなり、よく言えば権限が増えることにより一体的な行政がスピーディに行えるというメリットがあります。

一方、都道府県が行ってくれていた行政を①に近くなるほど市が行わなければならなくなるので、人件費や新たに施設を設置しなければならなくなり、費用がかさみます。

なので見栄で目指すと財政難になったりするので、ちゃんと一体的な行政を行うことで目指すべきものがあるのか、それとも県にやっておいてもらった方がいいわ~と割り切るのかは役所や首長の考え方によって違ってきます。

割と大きいのに村のままだったり、中核市にならない市があったりするのは、そういうわけです。

まあ、中核市の概要はこのくらいで、とりあえず中核市≒そこそこ大きな街と考えて良さそうです。

関東甲信越+北陸の中核市を見てみたら17市ありました。

 

◎ゆかりのある関東圏にて。

↑以外のエリアは馴染みが薄いのでこのあたりの都市の家賃相場を見て行こうと思います。

家賃は毎月支払うものですから、どこで暮らすか考える上でもそれなりの要素になると思います。

合同会社SumSumは「暮らし」や「日常」を提案・提供することやテーマとしている会社ですので、こんな感じの記事を書いていこうかなと今は思っています。

篶竹荘のブログ第2ペンギン荘のブログ、SumSumのブログと全く住み分けができていなかったのですが、なんとなく方向性が見えてきました。

もっと適当なお話や、浅間温泉の暮らしを見たい方は篶竹荘や第2ペンギン荘のブログ、またはInstagram(篶竹荘+第2ペンギン荘 / 第2ペンギン荘)をご覧いただけると幸いです。

無責任に適当なことを書くのも好きですが、統計などを見るのも好きなことを思い出したので、(こちらでは一応「会社」のページということもあり)ちょっとカタい感じにしていきます。

ただ、出典などが無い場合パパっと数字や統計を見て書いているだけなので適当なのは変わらないかもしれませんが・・・。

◎家賃相場を見てみる

さて、それでは関東甲信越+北陸だけではありますが、中核市の家賃相場を見て行こうと思います。(出典はSUUMOとWikipediaです)

部屋の大きさ別に平均家賃が出ているのでとりあえず1LDK/2K/2DKという大きさ別の真ん中にあったやつで見ていきます。篶竹荘や第2ペンギン荘も個室+LDK(共用)なので1LDKと考えられなくもないですし。

 

<関東甲信越+北陸の中核市・1LDK/2K/2DKの家賃相場>

(茨城県)

水戸市 6.1万円( 270,349人/推計人口2022年1月1日)

(栃木県)

宇都宮市 6.1万円(516,498人/推計人口2022年1月1日)

(群馬県)

前橋市 5.3万円(330,232人/推計人口2022年1月1日)

高崎市 5.7万円(371,493人/推計人口2022年1月1日)

(埼玉県)

川越市 6.5万円(354,563人/推計人口2022年1月1日)

越谷市 6.6万円(341,469人/推計人口2022年1月1日)

川口市 7.6万円(592,214人/推計人口2022年1月1日)

(千葉県)

船橋市 7.6万円(644,443人/推計人口2022年1月1日)

柏市 6.7万円(430,096人/推計人口2022年1月1日)

(東京都)

八王子市 6.5万円(579,241人/推計人口2022年1月1日)

(神奈川県)

横須賀市 6.9万円(383,260人/推計人口2022年1月1日)

(富山県)

富山市 5.6万円(410,807人/推計人口2022年1月1日)

(石川県)

金沢市 5.4万円(461,006人/推計人口2022年1月1日)

(福井県)

福井市 5.5万円(260,072人/推計人口2022年1月1日)

(山梨県)

甲府市 5.7万円(188,643人/推計人口2022年1月1日)

(長野県)

長野市 5.6万円(370,081人/推計人口2022年1月1日)

松本市 6万円(239,862人/推計人口2022年1月1日)

◎所感

関東甲信越+北陸では前橋市が5.3万円と最も安い結果になりました。

首都圏を除いては大体5万円台半ばから6万円台前半で落ち着いています。

ただし、その地域に建っているアパートが古いものばかりとか特性によって安くなる場合もあるので家賃相場の数字だけではなんともわかりません。「安く住める」というのが分かるだけです。

せっかくなのでと、人口も書いてみましたが、街の大きさと家賃相場は(パッと見るかぎりでは)相関関係はなさそうな雰囲気です。

まとめると「都心へのアクセスがいい中核市は+1万円くらい、他は大体どこもおんなじ」って感じでしょうか?

アパートやマンションの家賃を決める際、土地の値段(立地の良さ)と建物を建てる費用が合わさって決まるはず。建物を建てる値段はそんなに変わらないので、田舎だからとべらぼうに安くなるということはなさそうです。

それならやっぱり、(家賃だけでいえば)自分の住みたい街に住んでみるってのが一番なのかもしれません。

中核市の大きさならば、その中で経済が回っていたり、なんなら地域内で昼間人口が増える市だったりするので、お仕事も普通にありそうですし、今やテレワークで働ける時代になっても来てますしね。。。

 

では温泉入りに行きます。

何かの参考になれば幸いです。