◆下宿とは?
なんか最近わりと(適当ながらも)ガッツリな文章で書いていて、ちょっと疲れました。
もっと肩の力を抜いて書いていこうと思います。
なにせ、何かの街が楽しくなる種になればいいなーという妄想が主体ですので。
ってことで、
「「間借り」を仕組化できないか?当たり前の世の中に出来ないか?」
の「木賃アパート」「長屋」「間借り」と来て、アパート・マンションではない借り住まいを再認識しようシリーズの最後になります。他にもシェアハウスとかもアパート・マンションにとらわれない住まいのかたちですが、シェアハウスはいっぱいあって認知度も高いですもんね。
さて、そんなわけで下宿とは・・・
下宿とは旅館業法における形態の一つであり、宿泊業・簡易宿泊業・下宿業の三つのうちの一つを成します。その点で、他の賃貸物件とは大きく違います。
さて、なぜ旅館業法に分類されるかというと、食事付きな点が挙げられ、管理者側が提供するため、衛生関係が問われるからでしょう。
賃貸契約は月極め単位の契約で部屋を間借りする形になり、施設の多くは玄関・食堂・トイレ・風呂は共同で隣人との距離が近い住居の形になります。
◆下宿の良さ
そんな下宿の良さですが、何よりごはんが付いてくることがうれしいのではないでしょうか?
下宿というと学生が住むイメージですが、単身者としてもうれしいはずです。
もっと単身者が住めるような下宿があればいいのにと思うのですが、そもそも学生下宿もどんどん数を減らしています。
合同会社SumSumのある長野県松本市には信州大学があるので、その周辺には学生下宿がちらほらとありますが、それでも近年取り壊されて普通のアパートになったりしている姿を何度も目撃しました。
自分は学生時代はアパート暮らしだったのですが、今考えれば下宿暮らしも楽しそうだななんて思ったりします。
そんな下宿ですが、ごはんが出てくるだけでなく、隣人との距離が近いという点も挙げられるでしょう。
寮生活もそれに近いかもしれませんが、下宿といえば学生下宿や単身者向けの下宿などがあり、似た境遇の人が集まることにより、お互い助けたり助けられたりの関係が気づけることです。
これは単身でアパートなどに住むよりずっと心強いのではないでしょうか?
◆下宿を増やそう!
ただ、先述の通り、シェアハウスなどの台頭で最近ではまた違った流れになってきましたが、近年まではプライバシーを求める傾向が続いたため、下宿は古い暮らし方だ!と需要が激減し、その数を減らしてきました。
が、下宿の良さは先述した通り。
そもそもどんな住まいだってメリットとデメリットがあります。
定期的にニュースになる「家は借りるか買うか問題」のように、いい点も悪い点もあるのです。
だったら、選択肢として下宿という暮らしのかたちもあったほうが、様々な暮らしのかたちを提供できるという点で、残るべき施設、なんなら増えて行って欲しい施設の一つでしょう。
これまた、合同会社SumSumのある長野県松本市の例で申し訳ないですが、「ハウスエンドウ」は年々減って行ってる下宿業界の中でどんどんかわる学生のニーズにこたえた下宿だと思います。
みんながイメージする古くてぼろい下宿のイメージとは異なり、内装などもカラフルな感じに仕上げてあるので、最近の人たちでも抵抗なく住めるのではないでしょうか?
ちなみに、「篶竹荘」と「第2ペンギン荘」も「元・下宿」でして下宿みたいなシェアハウスを謳っています。
こちらの施設はどちらかといったら、古い=レトロな雰囲気をなるべく残すように注力しているので、小説に出てくるような下宿暮らしをしたい人に向いていて、これまでも大学生が何人も住んできました。ちなみにご飯はそれぞれ自炊。たまにみんなでご飯を食べることも・・・といった感じです。
要はいろんな暮らしがあるってことです。
それぞれの嗜好に合わせた選択肢の一つとして下宿も残って行って欲しい、むしろ増えて欲しいと思っています。
てことで、「木賃アパート」も「長屋」も「間借り」もキャッチフレーズを考えたので、下宿もひとつ考えてみます。
「肩を寄せ合って—。」
「仲間と暮らした—。」
こんな感じでいかがでしょうか?
ということで下宿について書いてみましたよ。
ウチの記事はいきなりトーンダウンするのが特徴なので、それではこの辺で。
この後の妄想は皆様にお任せします。
それではでは。
~ほかにも記事書いています!~
合同会社SumSum「おしらせ・読み物」
→「こうやったらもっと暮らしって楽しくなりそうだなー」みたいなことを書いています。
→「ふつうの暮らし」「日常」をちょっと楽しくする提案やデータなどをもとにした考察みたいなのも。
篶竹荘「ブログ」
→「ぽん」のInstagramをもとに短い文章で書ききれなかった情報を加えて「より詳しい」日常、ふだんの暮らしを投稿します。
第2ペンギン荘「お知らせ・ブログ」
→第2ペンギン荘のマスコット「第2ペンギン」がいろいろやってみる”てい”で書いています。
→調子に乗ってラインスタンプも作りました。
Instagram「第2ペンギン荘」
Instagram「ぽん(篶竹荘と第2ペンギン荘)」