◎農的暮らしの先駆け「クラインガルテン」
◆ドイツ発祥のクラインガルテン
クラインガルテンというのがある。
wikipedia「クラインガルテン」より引用すると、
日本語に訳すると「小さな庭」であるが、「滞在型市民農園」とも言われている。クラインガルテンは「クラインガルテン協会」が管理し、希望者は協会員になって区画を借りる。
ドイツで最初のクラインガルテン協会は1814年、北部の街カペルン(英語版)に作られた。その後、1864年にライプツィヒで最初の協会が作られ、ドイツ各地に広まった。1919年には利用者の権利を保護する法律が定められ、国の制度に取り入れられた。
利用者の数は50万人を超える。大小の差は大きいが、利用者1人当たりの平均面積は100坪(330平方メートル)ほどで、賃借期間は30年。野菜や果樹、草花が育てられ、ラウベ (laube) と呼ばれる小さな小屋が併設されている。ほかに、池を掘って庭園のようにしている例もある。
個々のクラインガルテンは分散しているわけではなく、ある程度ひとまとまりになっており、大きな緑地帯を形成している。例えば、日本の墓地公園において墓石の代わりに小屋が置かれ、そこで家庭菜園が行われているようなものである。
老後の生き甲斐や余暇の楽しみの創出という役割だけでなく、都市部での緑地保全や子どもたちへの豊かな自然教育の場として大きな役割を果たしている。
日本においても1993年(平成5年)、長野県東筑摩郡四賀村(現:松本市)に「坊主山クラインガルテン」、同年兵庫県多可郡多可町に「フロイデン八千代」が開かれ、多くの利用者を迎えているほか、長野県北佐久郡御代田町、群馬県吾妻郡長野原町北軽井沢、茨城県笠間市などでも同様の施設を作る動きが広まっている。
と言った感じ。
ドイツでは市民農園のようなポジションだけど、日本では「滞在型市民農園」とあるように小屋がついていて、夏の間そこに滞在して、農作業や地域の散策などをしながらのんびり過ごすようなスタイルになっています。
◆クラインガルテン、松本市にもあるよ。
松本市にもクラインガルテンはあって、旧・四賀村と旧・奈川村にありましたが、合併して松本市になりました。
というか、松本にあるクラインガルテンは日本での先駆けみたいなところのようです。
◆だいたいどこも郊外にございます。
クラインガルテンは生活を豊かにするために、自然と触れ合う機会を。
都市部の喧騒から離れて豊かな自然の中で過ごしましょう、みたいなコンセプトなので、松本市のクラインガルテンもそうですが、だいたい郊外にあります。
自然回帰の一環としての郊外化とも言えるのではないでしょうか。
じゃあ、都市回帰としてクラインガルテンが都市部に入ってきてもいいんじゃないかと。。
◎「都市型クラインガルテン」→こんなクラインガルテンどうでしょう?
◆松本市の中心街のど真ん中。「花時計公園」にクラインガルテン作ってみた。
ってことで、松本市の街中にある「花時計公園」をクラインガルテンにしてみました!
国土地理院かなんかの地図で測ると花時計公園は約2000㎡。
イメージとしては
●50~100㎡の小屋が10軒≒1000㎡
●10世帯×50㎡の畑=500㎡
●のこりの広場とか、通路とか庭とか=500㎡
って感じです。
◆農的暮らしと都市型生活のいいとこどり。
クラインガルテンは普段は都市に暮らして、別荘的な要素として夏期に過ごすセカンドハウス的な要素で日本では使われています。
もし、それがそもそも都市部にあればすごい便利なんじゃないでしょうか。
花時計公園はちょっと都市部にあり過ぎなのでうるさそうですが、もう少し郊外の、松本だったら里山辺とか沢村とか開智とか、庄内とか出川とか並柳とか中山とかそのあたりにあれば、普段の生活も便利ですし、「農的くらし」も堪能出来て文句なしな気がするのですが、いかがでしょうか。
◆空き家問題見るに、土地はどんどん余ってくる。街中で畑。贅沢に使おう!
ともあれ、人口減少問題も特に解決しようと動いている感じではないですし、そうなると空き家、空き地が街中でも増えていくのは目に見えています。
都市部でも土地が余る。
それなら、かつてはぎゅうぎゅう詰めに建物が林立していたのを見直して、都市部でも菜園が持てるくらいの余裕を持った家を作れば、緑もいっぱい夢いっぱいの街ができるんじゃないかなーと考えました。
松本でいったら「田園都市型中核市」ってやつです。
これは新潟市の「田園都市型政令指定都市」からパクりました。
かつて四賀村や奈川村では町おこしとしてクラインガルテンを導入したような感じでしたが、今や都市部でもうかうかしていられない感じです。
街なかに点々と緑や花が楽しめるクラインガルテンがあったらなんか楽しそうだなーと思って書いてみました。
うーん、やってみたいです。
まあ、妄想ですが。
ではでは。
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