◎生涯賃金などなど。どのくらい年収が欲しいかなあ。
◆生涯賃金2~3億円って本当なの??
生涯年収は2~3億円とよく聞きます。
40年働くとすると平均年収は500万円から750万円。
そんなもらえるもんです??というのが正直な感想です。
本当!?本当にそんなにもらえるんですか??
確かに友人の中には毎日激務なお仕事をしている人がいて、その人なら20代のうちに年収7~800万円、30代で1000万円の大台に乗るような仕事をしていますのでそういう人なら2~3億円は簡単に届くでしょう。
(でも、仕事の関係から東京都心に住んでいて出費もすごそうです)
でも、平均でそんなに行く感じがしません。。
そこで中央値というのを知りまして、そっちで見ると2億円ちょっとらしいです。
まあ、それなら何となく分からないでもないです。
私がザ・年功序列型のサラリーマンだった時、20代後半で年収は400万円台前半でした。
徐々に給料が上がっていくシステムで、クビも無いようなシステムの会社でしたので、×40年したら確かに2~2.5億円くらいの生涯賃金になるでしょう。
それで税金30%取られて自由になるお金が1.4~1.75億。
そこから家を0.3億で買って残りが1.1~1.45億。。。
車を何台か買って0.1億、子供二人を大学までやって0.4億で残りが0.6~0.95億・・・。
なんか夢が無いです。
いくら年収があろうとも、そんな金勘定ばっかりしている人生って面白くなさそうです。。
◆ちょっと違うベクトルで考えるために。
いくらたくさんお給料をもらっていても趣味や旅行に使う時間がなかったら充実した暮らしとは言えません。
逆に、いくら時間があってもお金がなかったら・・・あれ?なんか食べる分、住むところの家賃分くらいのお金があったら、なんか工夫して暮らせるような気がしてきました。
本当は「逆にいくら時間があってもお金がなかったら趣味に必要なお金を賄えません」と言おうと思ったのですが。。。
てことで、年収別にこのくらいの収入があったらこのくらいの暮らしをするんじゃないか?というのを考えて見まして、どんな暮らしが楽しそうか考察していけたらと思っています。
◎【年収別】いくらあったらどのくらいの生活!?
※税金・社会保険料は面倒くさいので一律30%かかるとします。
◆年収600万円
▶こんな人物像
●住居:東京23区
●給与:40万円/月(手取り:28万円)
●ボーナス:3ヶ月分
●勤務:週5日(週休2日)
●残業:40時間
●車:無し
※それなりに残業もあり、帰りが遅い日もあるでしょうから、外食が多めになってきそうです。都心に住んでいる分、車は必要ありませんが、交通費がかかります。
▶内訳
●賃貸:都心のアパート7.5万円
●水道光熱費:2万円
●通信費:1万円
●食費:外食多め5万円
●日用品&被覆費:2万円
●趣味&遊興費:3万円
●その他:1万円
●保険:0.5万円
●貯金&資産運用:6万円
◆年収400万円
▶こんな人物像
●住居:地方都市
●給与:25万円/月(手取り:17.5万円)
●ボーナス:3ヶ月分
●勤務:週5日(週休2日)
●残業:少々
●車:あり
※地方暮らしなので車は必要になってきます。その分、鉄道など公共交通に乗らなくなるので、交通費を含めた「その他」が少なめに。
▶内訳
●賃貸:都心のアパート4万円
●水道光熱費:2万円
●通信費:1万円
●食費:自炊メイン2.5万円
●日用品&被覆費:2万円
●趣味&遊興費:3万円
●車:1万円
●その他:0.5万円
●保険:0.5万円
●貯金&資産運用:3万円
◆年収200万円
▶こんな人物像
●住居:地方都市
●給与:17万円/月(手取り:12万円)
●ボーナス:無し
●勤務:フルタイムのアルバイト週4日(週休3日)
●残業:無し
●車:無し
年収200万円だとアルバイトを8時間×週4日=32時間/週やる感じになります。休みがもっと欲しい!という方なら掛け持ちして12時間×週3日=36時間/週とかになろうかと。
▶内訳
●賃貸:下宿かシェアハウス3万円
●水道光熱費:1万円
●通信費:0.5万円
●食費:自炊1.5万円
●日用品&被覆費:1万円
●趣味&遊興費:2万円
●その他:1万円
●保険:0.5万円
●貯金&資産運用:1.5万円
◎何はともあれワークライフバランスってやつか。。
◆こうやってみると。。
こうやって見ると、年収200万円、週3日12時間勤務が一番楽しそうに見えてしまうのですが、みなさまはどうでしょうか?
「地方都市に月10万円の生活費で暮らそう」や「月10万円で楽しく暮らす。地方移住で下宿生活。」みたいな記事を書いている身分なので、当然の嗜好、当然の帰結、予定調和、作為的な気がするかもしれませんが、今家族が居たりどういう状況にいるとか考えないで、一人暮らしだったとしたら、年収200万円の生活の例の方がなんだか楽しそうじゃないでしょうか?
生涯賃金にしてみるとわずか8000万円です。
でも、週休4日です。
週休4日、別に寝て過ごせとか遊びまわれと言っているわけじゃありません。
言わば余白、言い換えれば伸びしろが4日もあるわけです。
もう少し(金銭的に)豊かな生活がしたければ、4日のうち2日を仕事をしたり、事業を起こしたりすることもできるでしょう。
逆に時間を目いっぱい使って遊びたい方は毎週4日かけてキャンプしたり、登山したりお金のかからない趣味を満喫することもできます。
そして、そのどちらもすることが可能です。
この週は山に行く、この週は新事業を考える、でもいいわけですから。人生に余白があるってそういうことだと思います。
◆ワークライフバランスって大事なんですね。
これは私個人の嗜好なので、何を大事にするかは人それぞれだと思います。
ワークライフバランス、ワークライフバランスって前からよく聞きますが、最近ようやくこういうこと?ということに気が付きました。
確かにワークライフバランスを考えるのは大事ですね。
私は生涯賃金2.5億円よりも8000万円でいいのでもっと自由な時間が欲しいと思いました。
もし(万が一)会社が儲かったとしても、社会の役に立つような事業をして還元しちゃいそうです。
今回は年収600万円、400万円、200万円と200万円刻みでそれぞれのモデル的な生活を例にしましたが、それぞれの年収の勤務時間とか残業とかボーナスって遠からずこんなもんじゃないでしょうか?
もし、あなたが400万円の生活が辛い!つまんない!変えたい!と思っているのでしたら、600万円と200万円を見てみてどっちの方が楽しそうかを見て、これから目指すべき人生を考えてみたらいいんじゃないかと思っています。
金銭面でリッチに過ごすか、余暇の面でリッチに過ごすかとも考えられそうです。
よほど才覚にあふれていて敏腕経営者や株で億り人とかにならない限りは、お金を得るか時間を得るかは相対関係にあるかと思います。
「一般的にこうであるべき!」にとらわれず、なんか使い古された言葉だと思っていたワークライフバランスですが、それこそワークライフバランスを考えてみて、自分に合った楽しいふつうの暮らしを送ることが一番いい人生なんだろうなと思いました。
そんな感じです。
◎↓↓↓カタい話じゃなくて長野や松本での「暮らし」をのぞいてみたい方は↓↓↓
◆松本・浅間温泉での「ふつうの暮らし」「日常」を見てみたい。
「篶竹荘」や「第2ペンギン荘」でもブログやったり、InstagramやFacebookをやったりしています。
同じような人が書いているので、隠しきれない個性はそのままに、信州・松本・浅間温泉での「ふつうの暮らし」とか「日常」をメインテーマとして書いています。
併せて読んでいただけると、より長野県や松本でへの移住、そして暮らしが立体的に知っていただけると思います。
(と、言いますかSumSumの「お知らせ・読みもの」だけが異質です。よくたどり着いてくれました。ありがとうございます。)
▶合同会社SumSum「おしらせ・読み物」
→もっともカタい文章を書いています。
→「こうやったらもっと暮らしって楽しくなりそうだなー」みたいなことを書いています。
→「ふつうの暮らし」「日常」をちょっと楽しくする提案やデータなどをもとにした考察みたいなのも。
→自分にとっての「快適な暮らし」を求めている人にとって何かのきっかけになれば。
→「会社のサイト」だから一番真面目に書かなきゃ・・・と思って「他よりは」根拠になる資料を探しているつもりです。
▶篶竹荘「ブログ」
→「ぽん」のInstagramをもとに短い文章で書ききれなかった情報を加えて「より詳しい」日常、ふだんの暮らしを投稿します。
→ブログの中ではもっとも「素」です。
▶第2ペンギン荘「お知らせ・ブログ」
→第2ペンギン荘のマスコット「第2ペンギン」がいろいろやってみる「てい」で書いています。
→一番DIYについて書いているかもしれません。
→ちょっとおふざけしています。
→一番楽しんで書いているかもしれません。
→第2ペンギンはこんなやつです→(調子に乗ってラインスタンプも作りました。)
▶Instagram「第2ペンギン荘」
→第2ペンギン荘のInstagramです。
→女子目線の信州・松本・浅間温泉の移住暮らし。
▶Instagram「ぽん(篶竹荘と第2ペンギン荘)」
→篶竹荘と第2ペンギン荘のInstagramです。
→篶竹荘に住んでいるので篶竹荘の投稿が多め。
→個人的な趣味を投稿するあまり「大外れ」することも。