【浅間温泉】湯仲間・湯組がある地域に住む≒ほぼ湯治。

ほぼ湯治理論

◆温泉最高♪

こんにちは。合同会社SumSumの「読み物」を書いている昔ながらの銭湯、温泉が好きな者です。

松本市の銭湯では「薔薇の湯」が、長野市では「鶴の湯」が好きでしたがどちらも閉まってしまいました。。

地元での銭湯ではでっかいペンキ絵のあった「晴の湯」に学校帰りに寄っていました。

 

いや、温泉の話でした。

 

会社がやっています篶竹荘第2ペンギン荘は長野県松本市の中心市街地にほど近い浅間温泉という温泉街でやっている下宿(と銘打ったシェアハウス)ですので、湯仲間(湯仲間)に入れてもらい毎日温泉三昧です。

前に岩手の大沢温泉湯治部に「湯治」をやってみたいと行ったことがあり、すごく楽しかったのですが、そのころにはもう浅間温泉に住んでいたため、「よく考えたら毎日湯治してるようなもんだったな・・・」と思ったりもしました。

まあ、旅行が楽しいのですが。

ともあれ、温泉に毎日入れるのは贅沢だなーと思います。

しかも、松本の市街地にこんなに近いのに。

イオンモールやパルコに(歩こうと思えば)歩いて行ける距離に温泉街がある街ってほかにあるんでしょうか??

◆ジモ専の公衆浴場たち

ってな感じでガッツリ温泉好き、、というわけでなく「ちょっと好き」勢なのですが。

なので、全然知らなかったのですが、「地元の人しか入れない公衆浴場(共同浴場)」って「ジモ専(地元民専用)」って言うんですね。

最近知りました。

昔から温泉があるところは観光地になるはずですから、旅館やホテルなどが多かれ少なかれあるはずです。そんななか「ジモ専」がある温泉街は、なんだか住んでいる人にも愛されている温泉街な気がしてすごく落ち着きます。

長野県内湯仲間・湯組のある地域

そんなわけで、うろ覚えで抜けているかもしれませんが、私が行ったり、知ってたりする中で湯仲間・湯組を見かけた長野県内の温泉を羅列しておこうと思います。(主に自分のため)

◆渋温泉

場所:長野県下高井郡山ノ内町

泉質:単純温泉または塩化物泉

感想:温泉街の路地最高。旅館に泊まって共同浴場巡りしました。そして一晩で回ったのでのぼせました。

◆湯田中温泉

場所:長野県下高井郡山ノ内町

泉質:塩化物泉または硫黄泉

感想:その昔、まだ実家に住んでいた真冬のある日、、高校の友人スミオくんと、行けば外湯があるもんだと思って行ったら無く・・・。(当時は駅前に日帰り入浴施設がありませんでした)近くの書店で尋ねたら湯仲間のカギを貸してくれました。地元の人のやさしさに触れたいい思い出が。

◆野沢温泉

場所:長野県下高井郡野沢温泉村

泉質:硫黄泉

感想:あ、あ、あ、熱い!!けど、疲れがじわーと湯に溶ける感じでぐっすり眠れます。スキーに行った帰りとか合宿とかで長野市に住んでいたころはよく行きました。

◆戸倉上山田温泉

場所:長野県千曲市

泉質:単純硫化水素泉

感想:中信の松本と東信を結ぶ三才山トンネルが約束を延長してずっと有料道路だったため、上田とか東御とか千曲、佐久あたりにあまり行ったことが無いのです。。。ついに無料になったので、あっちの方も行ってみねばと思っています。

◆別所温泉

場所:長野県上田市

泉質:単純硫黄泉

感想:前に松本から自転車で行きました。こじんまりした温泉街でいい感じです。

別所温泉は上田駅から西に「上田電鉄別所線」が伸び、別所温泉で終点ですが、その昔、松本駅から北東に「松本電鉄浅間線」が伸び浅間温泉が終点の路面電車がありました。

それで両社が「上田松本電鉄」を設立し、その両線を結ぼうとしていた計画がありましたよ。ロマン!

◆上諏訪・下諏訪温泉

場所:長野県諏訪市及び諏訪郡下諏訪町

泉質:(上諏訪)単純温泉/単純硫黄、(下諏訪)泉硫酸塩泉/塩化物泉/単純温泉

感想:路地が素敵です。誰でも入れる共同浴場(湯仲間・湯組)が複数あります。

長野県松本市「浅間温泉」

そして、我らが浅間温泉です。

◆浅間温泉

場所:長野県松本市

泉質:(アルカリ性)単純温泉

感想:毎日入ってます。ありがとうございます。

◆湯仲間・湯組はほぼ「ジモ専」

浅間温泉の湯仲間はほぼ「ジモ専」です。

誰でも入れる銭湯的な湯仲間は「仙気の湯」のみです。

数年前までは「港の湯」も開放していたのですが(学生時代はよく入った)、近年ジモ専化しました。

目立ったところにある湯仲間の建物も多いですが、結構路地裏とか住宅街の中にぽつっとあったりするので、観光客の目にはつきづらい場所にあります。

いかにもジモ専です。

◆住んでいる人「も」多いのが特徴

浅間温泉は三方を山に囲まれた地域一帯がゆるい傾斜地にあります。

下の方の新しい街に主に旅館がかたまり、上の方の古い街には住んでいる人が多いという特徴があります。

もともとは松本城の城主が入る温泉があり、そこから広がった温泉街なので住んでいる人が多いのかもしれません。(江戸時代の湯守だった一族も多く、表札とか見ると数種類くらいしか苗字がなくて面白いですよ)

ふつうの観光地としての温泉街と違って住宅地としての温泉街の色合いも濃いため、「地元の人間」として街を歩いてて居心地が良かったりします。

◆毎日入るなら単純泉が最強

さて、浅間温泉に7年間、毎日入ってみていて、やっぱり毎日の温泉なら「単純泉」が最高なんじゃないかなーと思います。

旅行先では硫黄泉とか鉄泉とか強めの、温泉に入った!って感じのするガツンとした温泉に入りたいのですが、毎日入るとなるとちょっと硫黄臭とか気にしてしまいます。

一方単純泉だと、硫黄臭なども少ないですし、泉質がマイルドなので毎日入っても普通の銭湯のように楽しめますし、それでいて温泉としての成分も担保されているのでいいなと思っています。

◆感謝せねば。。

時々、素の状態で「最近温泉行ってないなー」とか「たまには行きたいなー温泉!」とかつぶやいてしまったりします。

毎日温泉入ってるのに。

当たり前に毎日温泉に入っているからこそ、そのありがたみを時々忘れてしまいます。

地元は火山も無ければ温泉も無い「日本の盲腸」と呼ばれるところで、温泉と言ったら旅行のイメージが刷り込まれています。

毎日温泉に入ることができる浅間温泉に感謝せねばなりません。

温泉三昧な生活をしてみたい、移住をご検討の方は、気になったらぜひお問い合わせくださいませ。

最後に宣伝になってしまいましたが、それではでは。